俳優の岡本健一が10月31日をもってジャニーズ事務所との専属契約を終了し、11月1日付で新たにエージェント契約を締結することが19日、公式サイトで発表された。
公式サイトではこれまでの活動をねぎらい、《50歳を過ぎ、タレントとしてのキャリアも35年以上が経過したことを節目に、これからさらに年齢を重ねていく中でより充実した創作活動を行うためにも、新たな挑戦が必要だと考えたことによるものです》と決断に至った理由を説明。
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また、《これまで以上に活動の幅を広げることができ、自身の責任において仕事を全うすることが求められる環境に身を置くべきではないかと考え、この度、エージェント契約を選択することといたしました》とした。
岡本は元男闘呼組のメンバーで、メンバー4人の中で唯一ジャニーズ事務所に在籍。近年は舞台に多数出演し、今年3月には「第71回芸術選奨」の演劇部門で文部科学大臣賞を受賞。息子は同じくジャニーズ事務所に所属している岡本圭人で、今年は舞台での親子共演を果たしている。
「名誉会長だったメリー喜多川さんが亡くなり、もはや、ジャニーズ内で岡本に物申せる人がいないのが現状。なので、岡本が下した決断を受け入れるしかなかったのでは。そうなってしまったら、もはや秩序が崩れてしまうが、それを止めることすらできない」(芸能記者)
今年4月、歌手の近藤真彦がジャニーズを退所。そのため、少年隊の東山紀之が〝長男〟で、岡本は〝次男〟のポジションだったが、前例がないエージェント契約に切り替えてしまった。
「事務所としては、月給を支払わなくてもよくなったが、岡本の決断がほかのタレントに悪影響を及ぼさないかが危惧されるところ。さすがに、息子は父親と同じ選択をしないだろうが、ほかの古参タレントなら岡本と同じ選択をする可能性もあり得る」(同)
岡本の決断は波紋を広げそうだ。