俳優の岡本健一が、10月31日をもって所属するジャニーズ事務所との専属契約を終了し、11月1日付で新たにエージェント契約を締結した。
先ごろの発表によると、契約変更の理由は《これからさらに年齢を重ねていく中でより充実した創作活動を行うためにも、新たな挑戦が必要だと考えたことによるもの》だという。
経緯については、岡本の一貫した強い思いを受けたとし、《岡本の意思を尊重し、エージェント契約を締結するに至りました》とした。
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「岡本の先輩にあたる、少年隊の植草克秀と錦織一清は昨年いっぱいでジャニーズを退所したが、退所後も少年隊の名前を使うことは認められた。それだけでも特別待遇なのに、前例のないエージェント契約は超特例。業界内を騒然とさせた」(テレビ局関係者)
岡本の息子の岡本圭人は、4月11日をもって所属していたHey! Say! JUMPでの活動を終了し、ジャニーズに所属したままで俳優業を中心に活動中。
圭人は18年9月に、米国の演劇学校で学ぶため留学し、活動を一時休止。20年7月に卒業したが、留学生活を通して俳優業への思いが強まりソロ活動を志願。それが認められた形で、今夏には舞台での親子共演も果たしている。
「岡本親子といえば、ほかの会社からも報酬を得ており、ジャニーズで禁止の〝副業〟にあたることが報じられたがそれも黙認されている。なぜ、ジャニーズがそこまで岡本親子を優遇するかと思いきや、しっかりとした〝後押し〟があったようだ」(芸能記者)
そして、後押ししたのは、現在は俳優として活躍する元SMAPの木村拓哉だという。
「もともと、キムタクは尊敬する先輩に岡本の名を挙げ、自身のラジオ番組のゲストに招いたり、トーク番組で過去のエピソードを披露したりと、岡本を持ち上げてきた。一時期のトレードマークだったロングヘアや耳に開けたピアスは岡本の影響。今や、事務所の幹部に物申せるので、岡本親子の処遇について事務所に意見し、圭人の残留、岡本のエージェント契約を認めさせたようだ」(同)
岡本親子は木村に頭が上がらないようだ。