吉高由里子(35)が主役として、『源氏物語』の作者である紫式部を演じるNHK大河ドラマ『光る君へ』が苦戦している。
「初回放送の世帯平均視聴率は12・7%と歴代ワーストを記録し、その後も12・0%、12・4%と低迷。視聴者になじみの薄い平安時代が舞台のうえ、勇壮な戦闘シーンも期待できないとあって、従来の大河ファンの中高年男性には不評だったんではないでしょうか」(テレビ誌記者)
■最低視聴率記録も本当は2200万人が視聴していた
だが、芸能評論家の三杉武氏は、こう分析する。
「NHKは今年の大河で、40代以降の女性視聴者の取り込みを図っているともいわれています。
1980年代にブームを起こした、『源氏物語』を題材にした人気コミック『あさきゆめみし』の熱心な読者だった世代ですね」
実際、リアルタイムとタイムシフトを合わせた初回の視聴者数は、NHK総合とBSを合わせて2243万人。
■NHKプラスの配信視聴も歴代最多
また、NHKプラスの配信視聴も歴代配信ドラマ最多の49・8万人(端末視聴数)を記録している。
平安貴族の恋愛と権力争いを描いた本作も、しっかりとターゲットには届いているというわけだ。
■仲間由紀恵の出演も
「ただ、脚本がの大石静氏だけに今後、濃厚なシーンを入れ込んでくるかも。
女優陣のテコ入れに、彼女が書いた2006年の大河『功名が辻』に主演した仲間由紀恵を引っ張り出す可能性だって考えられます」(前出のテレビ誌記者)
■共演者を虜に
さて、昨年5月の撮影開始から今年秋の撮了までの長丁場、座長を務めることになった吉高だが、
「上から引っ張る従来の大河座長とは違い、吉高さんは共演者と同じ目線で、まとめていくタイプ。人懐っこいキャラで、早くも多くの共演者を虜にしています」(NHK関係者)
■朝ドラと両方の主演は松嶋菜々子、宮崎あおい、井上真央と彼女の4人だけ
NHKの朝ドラと大河ドラマ両方に主演した女優は、過去には松嶋菜々子、宮崎あおい、井上真央、そして彼女を含めて4人だけ。
それだけの期待を受け、大酒豪の吉高も酒断ちして大河の撮影に臨んでいるという。
■飲み会でなく、お茶会で親睦
「いつもなら飲み会をするのに、お茶会で共演者との親睦を深めているとか。
“どんなに飲んでも二日酔いしたことがない”と豪語する吉高だけに、禁断症状が出なけりゃいいんですけどね(笑)」(芸能記者)
序盤の低視聴率もどこ吹く風、アルコールもストップしていても明るくいられるのには秘密があった。
■尾上松也似のビジネスマンと交際
それが、彼女の心の支えになっているといわれる、外資系企業に勤務する尾上松也似のイケメンのエリートビジネスマンの存在だ。
「すでに交際2年。昨年夏にもツーショットが撮られています。大河のクランクイン直前には、しばらく忙しくなって会えなくなるからと、2人で北海道旅行に行ったそうです」
●事務所も公認の仲
「今は、スマホに彼から送られてくるメッセージが、彼女の元気の源だとか」(女性誌記者)
吉高の事務所も、すでに公認の間柄。デートの際には事務所の車が送り迎えをすることもあるという。
■電撃デキちゃった結婚も
「彼女は22年に、ある雑誌のインタビューで、“あと2年ぐらいすると、出産のタイムリミットがリアルに見えてくるんだろう”と発言もしています。
大河撮了後、電撃結婚どころか、“電撃デキちゃった結婚”も大いにあり得る話です」(前同)
恋多き魔性の女優としても知られる彼女。
「過去に噂になったのは『flumpool』の尼川元気、『RADWIMPS』の野田洋次郎、直近では元『関ジャニ∞』の大倉忠義など、ミュージシャン系が多かった。
そんな彼女が一般男性と2年も交際しているのだから、“本気度”はかなりのものです」(前出の三杉氏)
“愛されキャラ”の新大河ヒロイン、吉高の動向から目が離せない。