ユーキャン新語・流行語大賞事務局は1日、今年の「2021ユーキャン新語・流行語大賞」トップテンを発表した。年間大賞は米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手を表した「リアル二刀流/ショータイム」に決まった。
選考委員の一人、漫画家のやくみつる氏は事務局を通じコメントし「秋以降、猛威を振るったコロナ禍も謎の収束傾向を見せている。いっときは今年もまたコロナ関連語が過半を占めてしまうのではと恐れたのだが、新語・流行語選定の方でもまん延の退潮に歩を合わせ、割合を減らすことと相成った。代わりといってはなんだけど、今夏は東京オリ・パラもスッタモンダの末に開催されたことだし、そちらの方からの印象深かった語を引き上げた」と説明している。
注目の東京五輪、パラリンピック関連では、スケートボード解説で話題となった「ゴン攻め/ビッタビタ」、ボッチャ杉村英孝の必殺技「スギムライジング」がトップテン入りした。IOCのバッハ会長を表現した「ぼったくり男爵」も選ばれた。
【受賞語は以下の通り】
ジェンダー平等
うっせぇわ
親ガチャ
ゴン攻め/ビッタビタ
人流
スギムライジング
Z世代
ぼったくり男爵
黙食
リアル二刀流/ショータイム(年間大賞)