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大谷翔平、ホームランダービー出場に迷いか 後半戦失速につながった昨季の二の舞に懸念?

大谷翔平
大谷翔平

 9勝目を挙げたアストロズ戦(日本時間7月14日)後、エンゼルス大谷翔平はこんな質問を受けた。

 「今年は、ホームランダービーに出ないのか?」

 大谷は淡々とこう返した。

 「何も話していないので分からない。去年(の本塁打競争)はなかなかハードだったし、もちろん光栄なことなので頑張りたい気持ちはありますが、試合(の起用法)がどうなるか。それによって変わってくる」

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 昨年のオールスターゲームは、大谷のホームランダービー挑戦で大変な盛り上がりを見せた。日本人選手して初のチャレンジでもあった。

 「昨年、前半戦を終了した時点での大谷のホームラン数は『33』。ア・リーグトップでした」(米国人ライター)

 アストロズ戦を終えた時点での今季本塁打数は「19」。ア・リーグ9位タイである。

 しかし、大谷が“謙遜した理由”は、それだけではなかった。

 MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーの“強い推薦”によって、42歳のアルバート・プホルス(カージナルス)のホームランダービー出場が決定した。大谷は昨季途中までチームメイトだったプホルスに「優勝してもらいたい」「今度は自分が応援する側に」とも思っているそうだ。

 昨季のホームランダービーでのやり取りが思い出される。

 「ホームランダービー1回戦、大谷がタイムアウト(小休止)を取っていたら、エンゼルスの球団職員が大慌てでスマホを渡しました。その電話の主がプホルスでした」(前出・同)

 プホルスはすでにエンゼルスを離れていたが、大谷に「引っ張るな、センターを狙え!」とアドバイスを送った。

 「プホルスは今季の出場で通算5度目。出場を嫌う選手もいますが、貴重な経験になると大谷に伝えていました」(関係者)

 同時にこんな指摘も聞かれた。

 「昨季、後半戦で大谷が失速したのはホームランダービーの影響です。

飛距離を争うスイングと、実戦での『間』の取り方は違うので」(前出・同)

 出場を辞退する選手が出るのも、そのためだという。また、米球界には日本のプロ野球のように「打ちやすいボール」を投げてくれるバッティングピッチャーはいない。ストライクゾーンから外れた投球をスタンドに運ぶのは至難の業だ。

 「大谷はア・リーグ指名打者部門で選出されましたが、昨年同様、『先発兼DH』の二刀流で出場する可能性も残されています」(前出・米国人ライター)

 14日、大谷に敗れたアストロズのダスティ・ベイカー監督だが、今年の球宴ではア・リーグの指揮を執る。球宴で大谷が先発登板する可能性について聞かれ、「候補者の一人だよ」と答えていた。

 同日、投手・大谷は6イニングを投げ、12奪三振。4試合連続での2ケタ奪三振であり、強いインパクトを与えたのは間違いないようだ。大谷が「起用法によって変わる」と言ったのは、先発登板の準備もあるからだ。二刀流の体力面も考慮しなければならない。日米のファンは「見たい!」の一心だが。(スポーツライター・飯山満)

参照元:https://dailynewsonline.jp/