米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が2日(日本時間3日)のアストロズ戦で、5試合連続のヒットを放ち、大リーグ通算500安打まであと3本とした。(デジタル編集部)
五回、低めのチェンジアップを振り抜いた。ライトフライに倒れた三回に続く初球打ちで、今度はライト前ヒット。日本人選手として初めてメジャーで2年連続の30本塁打を記録した8月31日に続く一発はならなかったものの、3割1分7厘の月間打率をマークした8月の勢いをそのままに、月が替わった初戦でも好調をアピールした。
打った相手は右腕のマッカラーズ。昨季までの通算対戦成績は16打数3安打6三振と、やや苦戦してきた。それでも積極性を失わず、四球を選んだ一回の打席ではヘルメットが脱げるほどの力強いスイングも見せた。序盤からリードされた苦しい試合の中でも、しばしば手こずらされてきた相手にクリーンヒットを放ち、一矢報いた。
レギュラーシーズンは残り30試合。ヤンキースの主砲ジャッジとのア・リーグ最優秀選手(MVP)争いが熱を帯びる中、節目の一本がいつ出るかにも、注目だ。