気象庁は27日、九州・中国・四国・近畿で梅雨明けしたとみられると発表しました。九州南部以外は、1951年からの統計開始以来最も早い梅雨明けとなり、九州北部・中国・四国は過去最も短い梅雨日数となりました。 この短すぎる梅雨、早すぎる梅雨明けに対し、農家からは不安の声が…。 【写真を見る】「コメ農家としては大打撃…」観測史上最も早い6月の梅雨明け 水不足・高温による収量や品質への影響懸念 「コメ不足に拍車をかけるのでは」農家不安 鳥取県米子市で90ヘクタールの田んぼでコメを育ている「柳谷ファーム」。 安井貴之専務は、今後の生育に影響が出るのではないかと懸念しています。 柳谷ファーム 安井貴之 専務取締役 「稲刈りが早い品種で9月ごろから刈る品種に関しては、田植え前から盆明けくらいまではしっかり水が必要です。このまま雨が降り続かないと、7月8月の稲刈りまでの水が足りなくなるなというところが懸念されるところですね。 このまま本格的な夏を迎えるとなると、水不足がほんとに心配です」 また、今年の梅雨は、ただでさえ降水量の少ない空梅雨傾向だったことに加え、すでに35度を超える猛暑日になることもあり、今後も気温の高い日が続くことが予想されています。 こうした高温が続くと、イネにはこんな影響も… 柳谷ファーム 安井貴之 専務取締役 「高温が続くとイネの高温障害で、コメが白く濁る症状が出るので、品質が低下して製品にならないので収量が下がってします。そうするとコメ農家としては大打撃かなと思います」 安井さんは、「このまま本格的な夏を迎え、水不足に陥ると、最近のコメ不足に拍車をかけるのではないか」と、不安を感じています。
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