【デンバー（米コロラド州）＝帯津智昭】米大リーグ機構は２６日（日本時間２７日）、７月１５日のオールスター戦の先発野手を決めるファン投票の１次結果を発表し、ドジャースの大谷翔平がナ・リーグ最多の３９６万７６６８票を獲得し、指名打者（ＤＨ）で５年連続５度目の先発出場を決めた。リーグ最多得票による選出は２０２３年以来、２度目。リーグ全体の２位に約５７万票差、ＤＨ部門の２位には約２６０万票の大差をつけた。
日本人野手のファン投票での５年連続出場は、０６～１０年のイチロー（当時マリナーズ）以来、２人目。
全体トップは４０１万２９８３票を集めたヤンキースのジャッジで、ア・リーグの外野手での先発出場が確定した。ナ・リーグＤＨ部門で鈴木誠也は８９万７７３４票で４位となり、２次投票に進めなかった。
投票は２段階で実施され、各リーグの最多得票選手以外のポジションは、１次投票の上位２人（外野手はア・リーグは４人、ナ・リーグは６人）を対象にした２次投票で先発を決める。投手と控え野手は選手間投票などで選ぶ。結果は７月２日に発表される。
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