NHK大阪放送局は29日、大阪市内の同局で2025年後期の連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン発表会見を行い、女優の高石あかりが務めると発表した。脚本はふじきみつ彦氏。通算で113作目となる。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の妻となった小泉セツがモデル。異例のヒロイン発表は生中継となったが、真っ白な和服姿で登場した高石は、感極まり涙を流す一幕も。
今回のヒロインは2892人のオーディションの中から選ばれた。応募総数は「あんぱん」「カムカムエヴリバディ」についで、3番目に多い人数だったという。書類、動画、面談、カメラテストを経て、高石がヒロインに選ばれた。高石は過去に「舞いあがれ!」と「あんぱん」のオーディションに参加。3度目の正直でヒロインの座を勝ち取った。
高石は宮崎県出身の21歳。19歳から俳優活動を本格化し、21年の映画「ベイビーわるきゅーれ」で主演を務め話題に。NHKでは夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」に出演していた。