２０２３年５月にＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅを脱退し、ジャニーズ事務所も辞めることが発表されている平野紫耀（２５）、神宮寺勇太（２５）、岸優太（２７）。
とりわけ岸は、人気バラエティ番組『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ！！』（日本テレビ系）に準レギュラーとして出演しているためキンプリファン以外からも好感度は高いが、『ＤＡＳＨ』への出演が危ぶまれていることが、１２月１５日の『週刊文春』（文藝春秋）で報じられた。
『文春』には、退所発表後に岸が『ＤＡＳＨ』での露出が減っていること、そして《来年１月期のドラマ撮影で多忙ということもあり、今後の出演は検討中。事務所との話し合いでは、代役としてキンプリの永瀬廉君やなにわ（※なにわ男子）のメンバーの名が上がっている》と報じられている。
「“来年１月期のドラマ”というのは、岸さんにとって初の“単独主演連ドラ”となる『すきすきワンワン』（日本テレビ系）のことですね。『ＶＳ魂 グラデーション』（フジテレビ系）でも仲の良さを見せている、ジャニーズＪｒ．内ユニット美 少年の浮所飛貴さん（２０）との共演が注目されている作品です。
時期的に“キンプリの岸優太”にとって最後のドラマとして楽しみである一方で、すでに、これが原因で『ＤＡＳＨ』の重要な回に参加できない、という出来事がありました」（テレビ誌編集者）
１１月２７日放送（収録は１０月ごろ）の『ＤＡＳＨ』では、以前から岸も携わってきた伝統企画「２２度目の米作り」の模様がオンエアされた。お米を収穫して、新米をいただく１年の集大成だったのだが、そのクライマックスに岸は「ドラマの撮影」で不在。
ＴＯＫＩＯの面々は松岡昌宏（４５）が「絶賛これから公開するであろう、日本テレビ系列のドラマですね」「頑張って欲しいね！」などと快く応援したり、国分太一（４８）が「岸くんにも食べてもらわないとね」と現場でも気にかけていた。
最終的に、新米と豚汁は『ＤＡＳＨ』スタッフが１１月上旬に岸に差し入れして味わうことはできたが、「最後」の米作りを全員で締めくくることはできなかったのだ。
■岸と一緒にキンプリを脱退する平野の意識はすでに「次」へ!?
「岸さんは主演映画の仕事が残っている関係で、キンプリ脱退後も２０２３年の秋ごろまではジャニーズ事務所に残りますが、『ＤＡＳＨ』は番組改編期で、キリのいい３月末ごろに卒業するのでは……と見られていますね。
ただ、主演ドラマの撮影も忙しいため、このまま『ＤＡＳＨ』からは自然消滅という形でフェードアウトしてしまうのでは、という不安の声もあるわけです。
実際、ＴＯＫＩＯのメンバーも、ドラマや映画を控えている時期は出番が減少するのが常でしたからね。まぁＴＯＫＩＯの場合は超長期企画が多いだけに、映像のストックが豊富で、そこまで露骨な感じはありませんでしたが……」（前出のテレビ誌編集者）
「平野さんもすでに“次”への準備を進めていると言いますし、そうなるとやはり岸さんへの対応も厳しくなってくるでしょうね……」
とは芸能プロ関係者。岸と一緒にキンプリを脱退し、ジャニーズから退所する平野の“次”の準備とは――。
「平野さんは、日本テレビ系列で土曜２２時に放送している『土曜ドラマ』枠で２０２３年４月クールに主演が控えていたのが、“消滅”したという話です。平野さんは５月２２日で退所してしまうわけで、来年４月期の主演ドラマ出演は不可能でしょう。“キンプリ”の、“ジャニーズ”の平野さんのオファーが来ていたわけですからね。
ただ、それだけでなく、平野さんはドラマ以外でも新規の仕事を断っているとか。来年５月に備えて“身辺整理”をすること自体は不自然な話ではないですが、すでに意識が“グループの外”に向いているのかもしれません。２０１９年９月末で関ジャニ∞を脱退した、錦戸亮さん（３８）が思い出されますよね」（前同）
錦戸のジャニーズ事務所退所が合意に至ったのは２０１９年３月だったが、２０１８年１０月の時点で、すでにホームページ開設に着手していたことが明らかになっている。
それだけならまだいいが、「メンバーがいる前で親しいスタッフに電話で“独立”の相談もしていた」結果、メンバーに「まだ関ジャニ∞の一員なんやから、それはないやろ」と怒られてしまった……という話が、２０１９年１０月の『女性セブン』（小学館）に報じられたことがある。
「平野さんがそういう様子なら、周囲、事務所もそれに対応せざるえないですよね。つまり、傍から見れば、“干されている”ように見えてくる可能性があるわけです。そうなると、その平野さんと一緒に辞める岸さんへの対応も、厳しくならざるをえないですよね。
同じく辞める神宮寺さん含めた３人は、アメリカへの道を模索していると報じられていますよね。３人が一緒に行動していくなら、なおさら事務所の対応も同様のものになっていく。そうしたことを考えると、やはり岸さんの『鉄腕ＤＡＳＨ』の来春以降の出演は、風前の灯火と言えるのかもしれませんね……」（前同）
着実に近づいている平野・岸・神宮寺の脱退と退所。残された“ティアラ（キンプリファンの愛称）”たちは、何を思う――。
