今年２月、暴露系ＹｏｕＴｕｂｅｒとして一気に注目を集め、一時はダークヒーローとして絶大な支持を集めたＮＨＫ党のガーシー参院議員（５１）。
しかし、７月の参議院選挙で当選したものの、これまで一度も国会に出席していないことが問題視されており、１２月９日には立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長（５９）が「議員である以上国会に出席すべきだ」と指摘。「議長の招集状が出されても出席しないなら、懲罰委員会の検討などを含めた段階に進んでいくだろうと思う」と述べ、その包囲網はさらに狭まりつつあるようだ。
そんな中にあっても、有料オンラインサロンでの有名人に対する暴露はいまだに熱心に続けている。
１２月１５日には「モデル・女優・アナ・タレント編」と題し、今後暴露していく女性有名人の名前を挙げて啖呵を切ったが、その中には藤田ニコル（２４）の名前もあった。
■ガーシー氏が藤田ニコルに怒りを示したワケ
ガーシー氏曰く、藤田とはプライベートでもよく遊んでおり、ガーシー氏が手掛けていたアパレルブランドのファッションショーにも出てもらった仲だったようだ。そういった関係性もあり、藤田とコラボしたいとオファーしたところ「たぶんダメだと思うよ、無理じゃない」と断られたという。
ただ断るだけだったらよかったものの、藤田が「この子だったら出てくれるんじゃない？」と、別の有名人を提案してきたといい、これが「そういう立場ちゃうやろ」「他人を勧めるんやったら他人に対しても失礼やし」「人をアテンドすんなよ！」と、ガーシー氏の逆鱗に触れてしまったようだ。
「この藤田さんの対応に怒りを覚え、彼女の暴露をすることを決意したようです。
ただ、これまで他人を売るようなことをしてきたのはガーシー氏自身ですから、“どの口が言うのか……”と呆れてしまいますよね。“人をアテンドすんなよ！”はもはやギャグ。
ガーシー氏の怒りを買ったことが影響しているのか、藤田さんが弱音を吐くようなツイートをしたことが一部で話題になりました」（女性誌編集者）
■ガーシー氏がやっているのは「当たり屋みたいなこと」
藤田は１２月１２日に自身のツイッターを更新して「生きづらいね」とつぶやき、その約５時間後、「『生きづらい』と呟いたら『じゃあ死ね』って言う人や『私もです』とか『いつも応援してますよ』と共感してくれて優しい言葉をかけて頂いたりバラバラで面白いね、ストレスがギュッと詰まって落ち込んだりするけどみんな同じように抱えてると知ると私も頑張ろうと思えるよね。吐き出すって大事だったわ」と綴った。
※画像は藤田ニコルの公式ツイッター『@0220nicole』より
「最近のガーシー氏は、自分発信の話題が落ち着いた頃に、新たに別の有名人の名前を出して“どうなってんだ？”と絡んでいく。自分で火をつけにいくような炎上商法、もっと言えば当たり屋みたいなことを定期的にやっているわけです。誰であっても彼と過去に関係があれば巻き込まれる可能性があり、今回は藤田さんが巻き込まれてしまったんです。
たしかに、彼女がかつてガーシー氏とつながりがあったのは事実で、一時期、ガーシー氏主催の飲み会に顔を出していたといいます。ガーシー氏のオファーにも、藤田さんは無視するではなくしっかりと対応している。ただ、そのこと自体を暴露されてしまったわけです。
藤田さんのファンにとってみれば、“にこるんにはガーシーといっさい関わってほしくない”といったところでしょう。ガーシー氏とつながりがあること自体が藤田さんにとってはマイナスに働きますし、もしかするとそのことで、つい弱音が出てしまったのかもしれません」（前出の女性誌編集者）
■ガーシー氏の言動はすべてが「ブーメラン状態」に
懲罰委員会も検討され、議員生命にも黄信号が灯っていると言えそうなガーシー氏。今ではその暴露もネットニュースで取り上げられることはほとんどなくなり、影響力も失われつつある。
「芸能人の暴露や、岸田文雄首相を（６５）を批判したところで、やっていることは全部が全部ブーメラン状態ですからね。そんな人物が毎月の議員報酬に加え、冬のボーナス３１４万円を受け取っているんです。彼に投票した人も裏切られたという思いでしょうし、ダークヒーロー的な活躍を期待する人も激減しているのではないでしょうか。
現在やっていることは、当たり屋のようなものですし、定期的に被害者が出る。藤田さんにはそんなことは気にしないで今後も“にこるんらしさ”を発揮していってほしいですよね」（前出の女性誌編集者）
にこるんの変わらぬ活躍を期待したい！
