俳優のオダギリジョー（４６）が２４日、都内で行われた映画「ぜんぶ、ボクのせい」（８月１１日公開）の完成披露上映会に出席した。
児童養護施設を飛び出した主人公・優太が人々との交流を経て成長していく物語。
軽トラで寝泊まりするホームレス・坂本を演じたオダギリは、最初は段ボールハウスの設定だったが、自ら軽トラを提案したという。「偉そうに先輩ヅラして言ったわけではありません」と笑わせつつ、「２０代くらいの時にこういう映画を撮りたいなっていう脚本のアイデアをまとめてるんですけど、その中のひとつがまさに、ホームレスと少年が出会って女性が絡んで…というものだった。その頃持っていたアイデアが今回、あふれ出したのかも」と話した。
オーディションで選ばれ優太を演じた新人の白鳥晴都（１４）は「オダギリさんからは段取りの時に動きとかアドバイスしていただいた」と感謝した。これにオダギリは、照れ隠しからか「全然、してないです」。しかし、ヒロイン・詩織役の川島鈴遥（２０）も「現場ではアドリブを交えて、台本に縛られずに演技ができた。オダギリさんに助けていただいた」と語り、現場でのオダギリのフォローぶりに感謝していた。
他に、松本優作監督（２９）が登壇した。
