復帰初戦に臨む石川遼「男子ゴルフ・東建ホームメイト・カップ・第１日」（３１日、東建多度ＣＣ名古屋＝パー７１）
男子ツアーの今季国内初戦が開幕した。昨年１０月のブリヂストン・オープン以来、１７２日ぶりの復帰戦となる石川遼（３０）＝ＣＡＳＩＯ＝は２バーディー、１ボギーの１アンダー７０で首位と５打差の３５位スタートとなった。
約半年ぶりの試合に「緊張は当然ありましたし、かなり硬いスタートになった。全体的にバーディーチャンスにつくことがそんなになかったので、我慢というか、耐えながらの一日になった」と振り返った。
開幕前日の３０日は腰の違和感と右手首痛で練習ラウンドをキャンセルし、休養に充てた。「本当に通常通りに今日はやれた。昨日一日、回復に努めたことでいい方にいってくれた」と話した。
この日は長髪を後ろで束ねることなく、午前８時２０分スタートで１８ホールをラウンド。「ちょっと寒いかなと思ったけど、途中から暑くて、だいぶうっとうしくなってきたなと思い、途中で結わこうかと思ったけど、そんな気持ちの余裕はなかったです」と説明した。
第２ラウンドに向けては「スコアを伸ばしていくためにはドライバーもアイアンもかなり改善していかないといけない」と課題を指摘。「明日もかなり風が強いみたい。しっかり風を計算に入れながら、我慢のゴルフになると思うので、頑張っていきたい」と話した。
杉山知靖と上井邦裕が６アンダー６５で首位。岩崎亜久竜、片岡尚之、香妻陣一朗、Ｓ・ハンが１打差の３位で続く。９年ぶり今大会に出場している６６歳の倉本昌弘は１０オーバー８１で１３２人中１３０位と厳しいスタートとなった。
サングラスが髪に絡まる石川遼
