NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の公式ツイッターが1日、更新され、源義経(菅田将暉)の正妻・里を歌手で女優の三浦透子が演じることが発表された。三浦は大河ドラマ初出演。「比企から送り込まれた義経の正妻。転落する義経への愛を貫き共に平泉へ」と説明が添えられている。
三浦は、米アカデミー賞作品賞にノミネートされるなど、国際的にも高く評価されている映画「ドライブ・マイ・カー」で主人公・家福悠介(西島秀俊)を載せるドライバー・渡利みさきを演じる注目株だ。義経には静御前(石橋静河)という妾がいるだけに「この感覚をつかむのは正直非常に難しかったです」と告白。本格的な時代劇も初挑戦となるが「制約を楽しむ感覚というか、それがあるゆえに生まれる感情もあるんだと発見できました」と新たな感覚を楽しんでいる。
義経を巡るライバルという立場になる石橋は「女同士の戦いが強烈かつコミカルに描かれていて、カットがかかると2人でつい笑ってしまうような、そんな明るい時間でした」と共演を振り返った。
なお、摂関家の実力者とされる九条兼実はココリコ・田中直樹が演じることも発表された。