NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は31日に第29回「ままならぬ玉」が放送される。源頼家(金子大地)の正室つつじ(北香那)が善哉を出産。三浦義村(山本耕史)が乳母父となるが、比企能員(佐藤二朗)は長男・一幡こそが嫡男であるとけん制。北条時政(坂東彌十郎)はりく(宮沢りえ)から政子(小池栄子)の次男・千幡を頼家の跡継ぎにと…の物語が予告されている。
覇権争いが激化する中、次回予告映像に登場した、多数の謎の木彫り人形が並べられるシーンについては、阿野全成(新納慎也)が館居室にひとりこもって怪しげなことをしている、と予告されている。
全成は、時政とりくが後継に推すことになる千幡の乳母夫だが、妻実衣(宮澤エマ)が野心を口にすることをたしなめるなど、疑念を抱かれることがないよう警戒している。現状、実衣が琵琶の先生である結城朝光(高橋侃)に心を奪われかけていることに心を痛めてはいるが、ついに癒やしの存在だった全成に不穏な演出が入る。