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長い首に大きな耳、神話にでてくる聖獣のような美しい動物「ジェレヌク」

長い首に大きな耳、神話にでてくる聖獣のような美しい動物「ジェレヌク」
長い首に大きな耳、神話にでてくる聖獣のような美しい動物「ジェレヌク」

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 キリンのように長い首、小さい顔に大きな耳。まるでファンタジー世界に出てくる聖獣のような美しさを放っているのは、アフリカに生息するジェレヌクだ。

 キリンレイヨウとも呼ばれるジェレヌクは、二足立ちになって直立し、木の枝を食べる姿も印象的。オスには芸術的な角がある。

 そんなジュレヌクの魅力にズームインしてみよう。

・聖獣かな?ファンタジーの世界の住人のようなジェレヌク
 ジェレヌクは、ウシ科ジェレヌク属に分類される偶蹄類で サバンナや砂漠地帯に生息する。特徴的なのはその長い首と、横に広がった大きな耳だ。

 現在確認されているのは2種で、アフリカのケニアソマリア南部、タンザニアにミナミジェレヌク、同じくアフリカのエチオピア南部、ジブチソマリア北部にキタジェレヌクが存在する。

 体長は約140~160cm、体重は約30~50kg、オスには湾曲した40cmほどの見事な角がある。


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Photo by Joshua J. Cotten on Unsplash



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 オス、メスとも体色は白色の腹面を除いて全身赤褐色だが、背中側はすこし暗い色で、明るい体側面とのコントラストも見事だ。

 大きな目の周囲は白色で、そのすべてが完璧なデザイニング。聖獣と呼ぶのにふさわしい特徴的な動物だ。


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・後ろ脚で立ちながら木の枝や葉を食べる
 ジェレヌクは草食動物で、木の葉や芽、枝、花、果実などを食べるが草は食べない。水分も植物から補っている。

 その長い首を利用して、後ろ脚で二足立ちになり、高所にある枝や葉を食べる。

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 彼らはペア、もしくはオスと2~5頭のメスの家族の群で生活を営む。

オスが立ち上がり、木の位置を下げて、メスに食べさせてあげる微笑ましい姿も。

 ムシャムシャと豪快に食べる姿もかわいいじゃないか。

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 ディズニーが生み出したかのようなファンタジー感満載のジェレヌクだが、アフリカの他の多くの大型哺乳類がそうであるように、悲しいことに絶滅の脅威にさらされている。

 かつて日本の富士サファリパークや伊豆アニマルキングダムにいたそうだが、現在日本でジェレヌクを見ることはできない。

 ジェネレクの個体数が正常に戻るまで、我々はネットの中で彼らの姿を頭に刻み、応援することにしよう、そうしよう。

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参照元https://dailynewsonline.jp/