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シンクの下に未来へつながるトンネルがあった!?未来の自分と会った男、TikTokに現る

画像はイメージです
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 ここ数年、ネット上に数多くの自称未来人やタイムトラベラーが登場している。日本では主にTwitterで未来を予言する発言を書き込んで話題になることが多い。海外ではTikTokで活動している人が多く、「人類が滅亡した2027年の未来に行ってしまった」というスペイン人や「2485年の未来から戻ってきた」と主張するタイムトラベラーもいる。

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 先日TikTokで注目を集めたのは、とあるスウェーデン人の投稿だ。彼は自宅でシンクの配管を直そうとしたところ、「時空のトンネルを通って未来の自分の姿を見てしまった」というのだ。Håkan  Nordkvistと名乗るその男性は、自分の体験について動画で次のように語っている。

 「パイプを直そうと道具を手にシンクの下へ潜り込んだが、奥に入りすぎていて届かない。私ははいつくばって、さらに奥へ奥へと進みました。普通に考えたらありえないほど奥にはって進んでいくと、急に周りが明るくなって立ち上がることができました。目の前には70歳くらいの老人がいましたが、私にはそれが誰かすぐに分かりました…なぜなら彼は40年後の自分だったからです」

 そう、彼はパイプの詰まりを直そうとしたところ、どうしたわけかシンクの下に生じた時空のトンネルを通って未来に出てしまったというのだ。

 「幸運なことに、私は携帯を持っていました。普通なら誰もこんな話を信じないでしょうが、私はこうして彼と一緒にいる動画を撮影することができたのです。私たちは少し立ち話をしました。本当にいい気分だった」と彼は語る。その動画では確かに、年齢差があるものの似た顔の男性2人が談笑する姿が映っており、しかも二人とも同じところにタトゥーを入れているのが確認できる。

 タトゥーの存在などから動画を見た人からは、彼は本当に未来の自分に会ったのかもしれないというコメントや、似た人やタトゥーシールなどで偽造することも不可能ではない、という懐疑的な意見もあり、様々な議論が交わされていた。

果たして、2人は本当に同一人物だったのだろうか?

 だが、意外なところから「未来の自分に会った男性」の真相が明らかになった。実はこの動画は2006年にフランスの保険会社AMFが提供する年金制度を宣伝するために作られたPR動画だったのである。放送から何年もたち、多くの人が内容を忘れたところで設定を付け足してTikTokに投稿されたのが「未来の自分に会った男性」の動画だったのである。

 

参照元https://dailynewsonline.jp/