7月1日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)で、一般人を対象にした検証企画が組まれた。少年が身銭を切って企画に貢献したものの悲惨な結末を迎え、視聴者は大いに残念がっている。
恒例企画「わらしべ長者モニタリング」を放送。宇都宮市内の商店街に透明ボックスを設置し、1000円の花束を物々交換するよう一般人に依頼。3日間でボックス内のモノがどのようなものに入れ替わるのか確かめた。
花束は訪れた一般人によってキーホルダー 、コインケース、エコバッグに次々と交換。ここでネクタイ姿の学生と思われる少年が、新品とみられるワイヤレスイヤホンを持ち込みエコバッグと交換した。
4000円のイヤホンを自腹購入したのに…番組スタッフが少年を直撃したところ、ワイヤレスイヤホンは4000円超のものという。「最近、面白いことがないんで。もっと上(高価)なもの、やってみたら面白いかなって」と、わざわざ高価なものを置いた動機を口に。「今、ドンキで買ってきて…」とすると、スタッフは「わざわざ買ってきてまで、いいものと交換したかった?」と驚いた。
1万円程度するものと交換してくれれば番組は盛り上がると期待した少年だったが、少なくとも番組終了時点ではその期待は外れてしまった。
その後、ワイヤレスイヤホンは600円のイラスト集、800円のアメシスト(紫水晶)、クレーンゲームで連れた3000円相当のぬいぐるみなどに入れ替わった。
企画は長々とCMを挟み、放送時間を引き延ばしながら、番組は終了。最後は500円相当のメガネケースが2000円相当のエコバッグに替わった。企画は終わらず次回以降、続行される。
少年が自腹で交換した4000円超のイヤホンが結局、2000円相当のもので終わってしまったことに驚く視聴者が続出している。
《わらしべ長者に全然ならない。身銭切った子かわいそうすぎる》
《モニタリング見てるけどあの学生くんかわいそうだわ》
《ワイヤレスイヤホンの少年… かわいそうに…》
《モニタリングでわざわざ4000円のイヤホン買ってくれた男の子かわいそうすぎるwww》無料のプレゼント企画と勘違いしていた人もいたもよう。番組サイドは一般人に対し企画概要をきちんと説明していたのだろうか。