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西島秀俊出演で『シン・ウルトラマン』も盤石!アカデミー賞『ドライブ・マイ・カー』、仮面ライダー、『真犯人フラグ』令和の売れすぎ役者の「神通力」

西島秀俊
西島秀俊

 3月17日、斎藤工(40)主演映画『シン・ウルトラマン』の最新ポスターと劇場バナーのビジュアル2種が発表された。

「1つは、青空をバックに振り返るウルトラマンの勇ましい立ち姿。もう1つは、ウルトラマンの横顔に主演の斎藤らの顔が配置されている、というものです。斎藤工長澤まさみ(34)、Hey!Say!JUMP有岡大貴(30)、早見あかり(27)、そして西島秀俊(50)の張りつめたような表情の顔が確認できます」(専門誌記者)

 5月18日公開予定の同作での西島の役名は明かされていないが「重要な役」とされているほか、クレジットも【斎藤工 長澤まさみ 有岡大貴 早見あかり 田中哲司西島秀俊】と“別格”の扱いをされている。

「発表の時点では『シン・ゴジラ』を成功させた企画・脚本の庵野秀明樋口真嗣監督が携わっていることから期待されていましたが、西島が大きな役割を果たしている、というのは本当に期待が高まります。このところ、西島は信じられないほどの当たりが続いていますからね」(前同)

 たとえば、西島主演で3月13日に最終回を迎えたドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)。近年では珍しい昨年10月からの2クール連続放送作品だったが、最終回の平均世帯視聴率(関東地区、速報値)は12.4%、個人視聴率も7.2%で、最高視聴率を更新し有終の美を飾っている。

 また、昨年11月3日公開の内野聖陽(53)とW主演の映画『きのう何食べた?』は、公開22日間で動員数76.4万人、興行収入10億円を突破しており、『Yahoo!映画』や『フィルマークス』でも高評価、満足度1位を記録している。

■主演映画が世界的な評価を得た

「そして、やはり21年8月に公開された村上春樹の短編小説が原作の映画『ドライブ・マイ・カー』です。これが日本映画としては近年まれに見る世界的な支持を得ていて、作品だけでなく西島も高く評価されています」(前出の専門誌記者)

『ドライブ・マイ・カー』は1月9日(日本時間10日)に市川崑監督の『鍵』以来62年ぶり1月9日(日本時間10日)に、アメリカのゴールデングローブ賞の非英語映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞。

 また、日本映画初の『ニューヨーク映画批評家協会賞』の作品賞を受賞し、『ロサンゼルス映画批評家協会賞』と『全米映画批評家協会賞』の3つの賞で作品賞を受賞。これも、映画全作品を対象にしても史上過去5作しか例がなく、外国語映画では史上初の快挙である。

「西島個人についても『ボストン映画批評家協会賞』、『シカゴ映画批評家協会賞』、アジア人初の『全米映画批評家協会賞』で“主演男優賞”を獲得しています。

 国内でも『ドライブ・マイ・カー』は多数の賞を受賞しましたが、3月11日に『第45回日本アカデミー賞』で9部門を受賞し、西島も俳優部門ではトップクラスの“最優秀主演男優賞”を獲得しましたね」(前同)

■西島は“福の神”?

 西島は受賞について授賞式スピーチで、

《濱口監督、スタッフの皆さんの力でいただいた賞だと思います。

そして岡田将生くん、霧島さん、世界中から参加した俳優の皆さん、三浦さん、僕たちはとにかく毎日ホン読みしていました。改めて相手の言葉に耳を澄ますことが、自分の演技のためではなく相手のそこにいることにすごく影響を与えると、改めて実感させてもらえた現場でした》

 と、スタッフや共演者に感謝を伝えていた。

 ちなみに、同賞では21年に庵野監督の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が「最優秀アニメーション作品賞」を受賞しているほか、長澤まさみが常連として何度も女優関係の賞を受賞。そういった意味でも『シン・ウルトラマン』には期待が高まるばかりだ。

「また、西島は今春には中村倫也(35)とW主演の『仮面ライダー』は生誕50周年記念作『仮面ライダーBLACK SUN』が控えている。同作の監督を務める白石和彌監督も、『孤狼の血LEVEL2』で 第45回日本アカデミー賞 優秀監督賞を受賞しており、期待が高まっています。

 とにかく西島は、賞や数字を呼ぶ“神通力”をもっているかもしれませんね」(前出の専門誌記者)

 3月27日に、アメリカで行われる本家の『アカデミー賞』でも、『ドライブ・マイ・カー』は作品賞、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞(旧:外国語映画賞)の4部門でノミネートされている。

 西島のおかげで『シン・ウルトラマン』の大ヒットは間違いない?

参照元:https://dailynewsonline.jp/