俳優の佐々木蔵之介(56)がこのほど、都内で、テレビ東京開局60周年特別企画の経済番組「JAPANプロジェクト」(28日スタート。日曜、後6・30)の取材会を行った。
日本経済再生をテーマとしたドラマ仕立ての報道番組で、佐々木はナビゲーターとして日本の未来を変えるヒントを探る旅に出る。これまで経験のない奇抜な番組で、世界を飛び回る役柄を演じることに「(オファーを受け)面白そうだなと思った。明日の未来への希望を持っている人たちが元気になれる旅を一緒にしませんかという誘い文句だったので、そういう新しい取り組みへ、声をかけてもらったのはうれしかった」と思いを明かした。
佐々木が演じるのは、2084年から政府のエージェントとして送り込まれた役どころ。高度経済成長期に活躍した過去のキーパーソンから経済隆盛への「希望の種」が隠されているとして、偉人を調べ尽くす。ロケでは北極圏へ行き、環境問題を探った。「地球的視野で日本の未来を考えるプロジェクトに参加させていただけることに胸を躍らせています」と声を弾ませる。
共演する女優・二階堂ふみもアフリカでロケを行うなど、大規模な編成陣を組み長期にわたり放送する予定。佐々木は「失敗の種から成功へと導いていくドラマが見えると思いますね。子どもから大人まで楽しめる番組かな」と、幅広い年齢層に見てほしいと訴えた。