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INIまだまだ成長中!もっともっとできる 最年長組・リーダー木村柾哉&西洸人未来語った

軽やかにジャンプしながらポーズを決めるINIの木村柾哉(左)と西洸人(撮影・三好信也)

軽やかにジャンプしながらポーズを決めるINIの木村柾哉(左)と西洸人(撮影・三好信也)

2021年にデビューした11人組グローバルボーイズグループ・INIが、4thシングル「DROP That」を24日に発売した。6月5日付のオリコン週間シングルランキングでは、デビューから4作連続初登場1位を達成と、勢いは止まらない。1997年生まれでグループ最年長組のリーダー・木村柾哉(25)と西洸人(25)の2人がこのほど、本紙の単独インタビューに応じ、グループの今後や2人の関係性を語った。

初アルバム発売、武道館2デイズ公演を含む初の全国ツアーを走り抜け、進化を見せるINIが満を持して発売した9カ月ぶりシングル。31日公開のビルボード・ジャパン週間シングルセールスでは初週52万枚を売り上げ、4作連続50万枚超を達成した。

嫌なことを放り投げて、楽しもうという意が込められた「DROP That」収録の4曲には、ヒップホップ主体だったグループにとって新境地のハードロックやポップスの曲も入る。木村と西は「日常的に、気軽に聞いてほしい」と口をそろえた。

DROP」では西がフルで作詞に挑戦し、「曲調やサウンドは今までの中で一番好みだった。難しかったですけど、やれてうれしかった」と手応えを語る。木村は「サビは言い回しや歌詞の書き方に洸人らしさを感じたけど、他の部分では洸人の中に感じたことのない言葉の表現もあったので驚きました。新たな洸人が発見できた」と絶賛。西は「恥ずかしいですね」と赤面した。

さまざまな初体験を乗り越えた9カ月。成長を感じるかと問うと、木村は「目の前のことに必死で、地道すぎる日々だった」と当時を述懐。現在はグループで定期的にミーティングを行い、目標として年末のNHK紅白歌合戦日本レコード大賞を共有。大舞台に上がるため、最年長組の2人は、INIならまだやれると話す。

西「もっともっとできると思いますね。それぞれがパフォーマンスに限らず、トークや撮影もちゃんとプロレベルでやらなきゃいけない。いっぱい課題はありますし、成長していきたいですね」

木村「今は絶賛まだまだ勉強中、成長中。個々でやってみたいコンセプトや楽曲があるので、どんどんメンバーの思い描くものを形にして、応援してくれる方々に見せていきたいです」

個人の目標については、西は「僕、本当にわがままなんで、やりたいことが多過ぎて...次のステップとして作曲にも携わりたいので、勉強しています」とクリエイター方面を意識。木村は「全てにおいて。パフォーマンスもそうですし、僕は元々しゃべるのが得意ではないので、トーク力を上げて、もっとみんなの話を引き出せたら」とリーダーとしてMC力も課題にした。

ともに有名アーティストのバックダンサー出身で、グループ最年長と共通点も多く、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。お互いがどんな存在か問うと、西は少し恥ずかしそうに「リーダーです。グループのみんなは憧れてるんじゃないですか。柾哉最強!やばい!とか。俺は憧れてないです...ダチっす」。木村も「ダチっすね~。後輩の前では兄貴肌。でも僕の前では兄貴ではないですね」と言うと、西は「パクんなよ」と返し、2人で笑い合っていた。

◆西洸人(にし・ひろと)1997年6月1日生まれ、鹿児島県出身。身長173センチ。メンバーカラーは黒。23年4月からNHK Eテレ教育番組「英会話フィーリングリッシュ~データで選んだ推しフレーズ~」に出演中。

◆木村柾哉(きむら・まさや)1997年10月10日生まれ、愛知県出身。身長175センチ。メンバーカラーは黄色。ドラマ「君の花になる」(22年10月)で俳優にも挑戦した。