火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』(TBS系)の第2話が25日に放送され、平均視聴率が6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第1話の7.5%からは1.4ポイントのダウンとなった。
第2話は、夫婦となった綾華(橋本環奈)と東郷(山田涼介)は、2人の新婚生活を綴る動画撮影やイベント出演など、ラブラブ夫婦を見事に演じ切っている。そんな中、綾華は東郷の母・静(松嶋菜々子)から「私の趣味に付き合ってほしい」と言われ――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
火10『王様に捧ぐ薬指』、また"契約結婚"ストーリーで不評?「見てられない」「つまらない」の声相次ぐ
第2話では、一見静に気に入られたように見えた綾華は、静に付き合わされ、英語でのお茶会や茶道、乗馬に付き合い、忙しい日々を送ることに。そんな中、東郷とのラブラブ動画撮影の際、綾華は録画停止ボタンを押し忘れ。2人はそれに気づかず、憎まれ口を叩き合ってしまう。
データで一部始終を見た、東郷の秘書で親友の幸司(森永悠希)は2人が契約結婚だと悟るが、他の人に契約結婚だと知られたことが分かった東郷は「何やってんだ、バレたらどうなるか分かってるのか!俺のプランが台無しだろ」と激怒。
さらに、東郷が「愛がなくても、仕事上で収益を生む相手と結婚したかった。利益を生む相手とな。これじゃただのアホな貧乏女に大金寄付しただけじゃないか」と嘆くと、綾華は逆ギレして東郷をビンタ。「私はね、あんたの母親に振り回されても黙ってやってるんだから!」と言い、東郷を「モラハラ」呼ばわり。離婚を宣言して実家に戻るという展開が描かれた。
この一幕に、ネット上からは「わがまますぎる!」「外に出しても恥ずかしくないように教育してもらってるだけじゃん」「なんでこんなに性格悪いの?」「自分のミスなんだから周囲にバレたら普通に損害賠償モノでしょ」「自分勝手過ぎない?」というツッコミが殺到していた。
「幸司に契約結婚がバレたのは完全に綾華のせい。さらに静の趣味に付き合うのは負担な一方、英会話や茶道、乗馬をマスターしておくのは、御曹司の妻として当然のことで、むしろ教えてあげている静が親切だという見方もありました。その後、2人は幸司や家族の言葉で仲直りしますが、結婚で1000万円もらっておいてワガママっぷりを発揮する綾華に、不信感を抱いた視聴者も多かったようです」(ドラマライター)
視聴率もガクンと下がってしまった第2話。今後、視聴者も惹かれるような綾華の内面が描かれることはあるのだろうか――。