Sexy Zone・佐藤勝利(25)が、テレビ東京系ドラマ「赤いナースコール」(7月スタート。月曜、後11・06)で主演を務めることが12日、分かった。病院が舞台のミステリーで、企画・原作はヒットメーカーの秋元康氏(64)が担当。数々の話題作を生み出している秋元氏は、“史上最恐”のドラマに仕上げることを宣言した。
テレ東ドラマ初主演を任された佐藤は、売れていない脚本家・春野翔太朗役を演じる。恋人とドライブ中に山中で事故に遭い、目を覚ますと病院のベッドの上。入院中に医師、看護師、患者や、医療施術に違和感を覚えるようになり、やがてある事件に巻き込まれていく-。
『5分に1回の恐怖』がテーマで、結末は佐藤にも知らされていないという。「僕は今、一番制作陣に怖さを感じています。教えて!って(笑)」と冗談交じりに主張。「ホラーではないのですが、それぞれのキャラクターの怖くない人も怖く見えたり、何が怖いかわからない怖さがあって、ゾクゾクするような作品」と受け止めて、「おびえる芝居が多くなります」と覚悟を決めている。
真夏の夜に、視聴者の背筋を凍らせる新作連ドラ。秋元氏は「今回は、『地上波の限界だと言われる“怖いドラマ”を作ってみよう』と思い、企画しました」と制作意図を説明した。
自身も、幽霊が出るというウワサがあった病院跡地のホテルで、怪奇体験をしたことを告白。「深夜、部屋のリビングで原稿を書いていたら、ガタガタと。廊下の方を見ると、白いナースキャップの看護師がストレッチャーを押して横切るのが見えたのです。あの時、そのナースと目が合っていたら…。そんな恐怖を作れたら」。過去に味わった怖さも糧に、秋元氏が佐藤と“最恐タッグ”を結成する。