人気グループ・ジャニーズＷＥＳＴが１日、神奈川・ぴあアリーナＭＭで「ジャニーズＷＥＳＴ ＬＩＶＥ ＴＯＵＲ ２０２２ Ｍｉｘｅｄ Ｊｕｉｃｅ」を開催した。全国８カ所９会場３８公演を巡り、計３４万８０００人を動員するツアー。７人は力あふれるパフォーマンスで計２７曲を披露した。ＭＣ中には、グループ初の３大ドームツアー「ジャニーズＷＥＳＴ １ｓｔ ＤＯＭＥ ＴＯＵＲ ２０２２ ＴＯ ＢＥ ＫＡＮＳＡＩ ＣＯＬＯＲ－翔べ関西から－」を開催することを発表。１万人は歓喜に沸いた。スクリーンに、悲願のドームツアー開催の吉報が映し出されると、会場は歓喜にあふれた。晴れ晴れとした表情になった７人。神山智洋（２８）は「みんな～泣かないの～」とおどけ、重岡大毅（２９）は「激烈アツいライブにしよう。跳んで跳ねて、ふくらはぎパンパンにして。僕らの夢がかなう瞬間を、見届けてほしい」と笑顔で呼びかけた。
渇望し続けたひのき舞台だ。２０年夏、東京、大阪で開催予定だった初の２大ドームツアーがコロナ禍で中止に。あれから２年。今度は東名阪３大ドームツアーという形でリベンジする。東京ドーム、バンテリンドームは初。京セラは約５年７カ月ぶり。重岡は「この２年、さらに力蓄えたから準備万端。来た！って思ってる。ほんま、ジャストミート！」と熱を込めた。
ツアータイトルは、濱田崇裕（３３）が発案。「ローマ字に読むと『翔べ関西から』になる。Ｗミーニング」と“ドヤ顔”。天然キャラの濱田のナイスアイデアにメンバーたちは「１０年に１度の大仕事」とイジったが、まさに７人の生きざまを表すような標題だ。
中間淳太（３４）は「僕たちＷＥＳＴ、もう一個上のステージに翔べたら」とかみ締め、ライブの演出を担当する藤井流星（２８）も「４大、５大ドームの可能性も秘めてるなっていう次につながるライブ、こいつら、まだまだ翔んでいきそうだなって思われるような始まりのライブにしたい」と意気込んだ。
今回のアリーナツアーは、ドーム参戦への前哨戦。アルバム「Ｍｉｘｅｄ Ｊｕｉｃｅ」を引っ提げ「カラフルにポップにハッピーなんでもかんでもごちゃまぜにミックス！」をコンセプトに、デビュー曲「ええじゃないか」をはじめ、しっとり聴かせる「涙腺」などで魅了した。
５月１４日には、昨年参加予定も中止となった「メトロック」への出演も決定。大舞台への参戦が続き、小瀧望（２５）は「やったったったったりますわ、ホンマ」と気合。３年後には大阪・関西万博が控える。桐山照史（３２）は「関西ってこんなパワーあんねんでっていうのが伝わったらいいなと思います。ドームも成功させて、先には万博もありますし、関西一色に染められたら」と、浪速っ子の誇りを胸に突き進む。
【３大ドームツアーの日程は以下の通り】
７・１（金）京セラドーム大阪
