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大谷翔平の「191キロ二塁打」、鈴木誠也や筒香の本塁打より速くて左打者最速

 

米大リーグ、エンゼルス大谷翔平は開幕6連戦を終え、ノーアーチ、打率1割6分。開幕前の大きな期待に応えるような数字にはなっていない。ただ、随所に大谷らしさは見せている。例えば10日(日本時間11日)のアストロズ戦の二塁打は、打球速度が時速191キロを超える弾丸ライナーで、日米で話題となった。当日の読売新聞オンラインは「あっという間にワンバウンドして外野席に飛び込んだ」と描写したが、この191キロとは、いったいどのくらい速いのか。どの程度、特別な数字なのか、紹介する。(デジタル編集部)

 2015年に導入された大リーグのプレー解析システム「スタットキャスト」によると、この打球は119・1マイル。キロ表示に直すと191・6キロということになる。これは、大谷が昨年に記録した119・0マイル(191・5キロ)をわずかだが更新するメジャーの左打者の最速記録だった。

 そもそも、大リーガーの打球はどのくらい速いものなのか。スタットキャストは、「ハードヒット」、つまり「強烈な当たり」を、時速95マイル(152・9キロ)以上と定義している。大谷の二塁打は「強烈」のレベルを40キロ近くも上回ったことになる。

 例えば、新天地カブスで、目覚ましい活躍を見せている侍ジャパンの4番打者、鈴木誠也がこれまでに放った3本の本塁打の打球速度は1本目から178・4キロ、165・4キロ、164・8キロ。最も速かったメジャー第1号で比べても、13キロも大谷の二塁打が上回っていた。昨季、パイレーツに移籍後大活躍した筒香嘉智も、移籍後最速は178・8キロだった。

 他の強打者との比較ではどうか。過去7年、右打者を含めれば、大谷を上回る数字は出ていて、スタントン(ヤンキース)は196・6キロ、ジャッジ(ヤンキース)は194・8キロを記録した。その一方、年間の全打者の最速が、今回の大谷の打球速度に届かなかった年が、7シーズン中、4シーズンもあった。191・6キロを記録した大谷の二塁打は、やはり1年に1度、見られるかどうかの超高速の、特別な打球だったと言える。

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