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渋野日向子 単独首位 全選手中ベスト66マーク ショット絶好調「心の余裕」で安定感

 通算9アンダーでホールアウトし、キャディーと握手を交わす渋野日向子(共同)

 通算9アンダーでホールアウトし、キャディーと握手を交わす渋野日向子(共同)

 「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・第2日」(1日、ミッションヒルズCC=パー72)

 メジャー2勝目がかかる渋野日向子(23)=サントリー=が全選手中のベストとなる66をマーク、通算9アンダーで10位から単独首位に浮上した。ショットが絶好調で、7バーディー、1ボギーで回った。古江彩佳(21)=富士通=は通算2アンダーの29位、畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=と笹生優花(20)=ICTSI=は通算1オーバーの67位で予選を通った。横峯さくら(36)=エプソン=は5オーバーで決勝に進めなかった。

 2019年全英女子オープンに続くメジャー2勝目へ、渋野が首位に躍り出た。ショットの切れ味は抜群で、1番はバーディー発進。2番は50センチ。10番は10センチにつけ、グリーンを外した13番はウエッジで転がし入れるなど、付け入るすきを与えなかった。

 前日は午後スタート、この日は朝からとあって、体に疲れは残っていたという。スタート前練習では「今日は飛んでないなあ」と思っていたが、慣れてくると逆に飛距離が出るようになった。

 「8番アイアンが(いつもは)130ヤードくらいなのに、141ヤード飛んでいた。上位にいる分、アドってた(アドレナリンが出ていた)んかな」

 一昨年の全米女子オープンでは首位で迎えた最終日に崩れた。気負いはまったくなく「ラフに外しても楽しい。ヤベと思うこともない」。『心の余裕』と言い、「大人になりました」と繰り返した。

 笑顔がギャラリーを魅了。現地メディアにも大人気だった。

 「これから何をする?」

 「練習して、ご飯を食べて寝たいです」

 「何を食べるの?」

「和食!おいしいのは、うーん…サーモン!」

 「お菓子は何を食べているの?」

 「ささみチップス!」。

 最後だけ英語で「センキュー!」と大きな声であいさつし、一礼した。

 

参照元:https://www.daily.co.jp/