俳優の小栗旬が２７日、ＮＨＫ総合「グランドフィナーレ～『鎌倉殿』の最後の一日～」に出演し、ＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」への思いを語った。番組では、「鎌倉殿」の最終回が放送された今月１８日に神奈川・鎌倉市の鎌倉女子大学で開催された最終回直前イベント「『鎌倉殿の１３人』グランドフィナーレ」の様子が伝えられた。
小栗は最終週の収録が時系列通りだった明かし、最後の３日で「ＶＳのえ」「ＶＳ義村」「ＶＳ政子」を撮影したと語った。「めちゃくちゃありがたい環境でしたね。最後のシーンが本当にすべての最後っていう状況にしてもらえたのは現場のみなさんが考えてくれたなと思うし」と感謝した。
クランクアップのシーンもＶＴＲで流された。花束を受け取ってスピーチしたが「素晴らしい脚本をもらい、素晴らしいスタッフさんに囲まれ…」と語ると言葉に詰まり、目頭を押さえた。「ちくしょー」と涙を見せてしまったことに苦笑いしつつ「本当に幸せでした。それしかないです。本当にみなさん、今まで支えてくれてどうもありがとうございました」と男泣きした。スタッフからは盛大な拍手が送られた。
