今、納豆の“たれ”が驚きの進化を遂げていることを、ご存じだろうか。
「納豆業界大手・ミツカンが売り出した『たまご醤油たれ納豆』の大ヒットが、きっかけです。納豆=醤油という固定観念を打ち破り、ファンを増やしています」(食品業界紙記者)
日本発酵文化協会の発酵マイスターの資格を持つ、料理研究家の久保崇裕氏は、こう語る。
「各社さまざまなたれを開発し、納豆は、さらなる味の広がりを見せています」
今まさに、味の大革命が起きている納豆だが、健康面でも“優等生”であることは言うまでもないだろう。
「特に、気圧の変化が激しい梅雨の時季は、自律神経が乱れ、免疫力を司る腸機能が低下します。なので、ナットウキナーゼなど、整腸作用のある栄養素が豊富な納豆を食べると、免疫力向上につながるんです」(管理栄養士の松田真紀氏)
今回は、識者協力のもと、新たな味覚を楽しめる“激うま”納豆を紹介しよう。
まずは、前述の大ヒット商品、ミツカンの『金のつぶ たれたっぷり!たまご醤油たれ』(203円)。卵黄を使用した特製たれの効果で、まるで納豆入りの卵かけごはんを食べているようだと評判なのだ。
「生卵と納豆は王道の組み合わせ。そのままでもいいですが、香り豊かなゴマ油や、から味のあるキムチを加えるのも、おいしいですよ」(前出の久保氏)
ミツカンは、このジャンルの開拓者として次々と変わり種を発売中だ。その中でも人気なのが、『金のつぶ ご飯に合う 濃厚焼肉タレで食べる旨~い極小粒納豆』(203円)。
「納豆のうま味に、炭火焼のような香ばしい風味の、甘辛い焼肉タレが加わって、とても食べ応えのある味でした。レタスで巻いて、バーベキュー風のオツマミとしても楽しめます」(前同)
現在発売中の『週刊大衆』6月20日号ではこのほかにも“たれ”のおいしい納豆を紹介している。