映画監督の河瀬直美氏（５２）が２９日、奈良県内で、エグゼクティブプロデューサーを務めた映画「再会の奈良」（奈良で先行上映中。２月４日公開）の舞台あいさつを行った。
自身や監督を務める東京五輪公式記録映画の製作チームに密着取材したＮＨＫのＢＳ番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」で事実と異なる字幕が付けられ、ＮＨＫが謝罪する騒動が起こったばかり。
この日、河瀬氏はイベントの最後で五輪映画の作業の多忙ぶりを明かした後、「次の世代が受け継ぐかと思うと、いい加減なことはできないなという世代になりまして。行動一つが誰かを幸せにしたり、不幸にする重みを自分自身に刻みつけている」と、声を震わせつつ語っていた。
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