遠征先の米国からオンラインで会見に参加した飛田流輝スノーボード男子のビッグエアとスロープスタイルで北京五輪代表に決まった飛田流輝（るき、２２）が１５日、株式会社ウィルレイズとの所属契約締結を受け、都内で行われた記者会見にオンラインで出席した。「（所属契約の）機会をいただきありがとうございます。北京五輪も自分の滑りを最大限に出せるように頑張っていきます」と意気込んだ。
飛田は昨年の世界選手権のビックエアで４位に入り、スロープスタイルでは９位につけた実力者。北京五輪代表に決まり、「憧れだった五輪の舞台にようやく立てる所まできた。すごくうれしい」とニコニコだった。「決まった時は１人で、ベッドで喜んでました」と明かし、夢舞台へは「いかに自分の滑りを出すか。メダルを獲得できるように頑張っていきたい」と決意した。
パラリンピックで夏冬計７個のメダルを獲得した土田和歌子（４７）もウィルレイズとの契約締結を受けて会見に参加した。飛田には大一番を経験した“先輩”として「（五輪に）出れる喜びを感じ、その力を本番で爆発させていただきたい」とアドバイス。「最高のパフォーマンスになることを祈っています。頑張ってくださいね」とエールを送った。
会見にオンラインで参加した（一番左の）飛田流輝、会見に参加した（右から）土田和歌子、株式会社ウィルレイズの志田仁代表取締役社長＝都内
