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吉村知事「今後の拡大が想定される」 大阪でさらに2人のオミクロン株感染、危機感あらわ

 吉村洋文大阪府知事(7日撮影)

 吉村洋文大阪府知事

 大阪府の吉村洋文知事は24日、大阪市内の府庁で囲み取材に応じ、新たに新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に、2人が感染したと発表した。

 2人のうち1人は、国内で初めての市中感染事例となった3人の家族で、未就学の女児。もう1人は海外から帰国した10代の男性だという。

 また、デルタ株のスクリーン検査で陰性で、オミクロン株の陽性疑いとなった人が新たに11人いることを発表。現材はゲノム解析中で、合わせて24人が結果待ちの状況だという。

 吉村知事は「今回の11人のうち、2人が市中感染の可能性がある。まだ結果は出ていないが、可能性はかなり高い」と説明。「3日間で10人ずつが積み上がっている傾向」と、年末年始の感染拡大に警戒心を強めた。

 府では感染拡大に備え、病床体制をさらに強化。吉村知事はコロナ陽性者の療養施設として、「1万床の確保にメドが立った」と発表した。これまでは32施設、8514床を確保していたが、新たに3施設、1728床が増え、最大で1万242床の稼働が可能になる。現材は一部、濃厚接触者や、入国者の一時待機施設としても利用している。

 吉村知事は「オミクロン株が市中でも感染され、今後の感染拡大が想定されます」と、年末年始の人の動きを警戒。「重症者がどれだけ出るかが分からない。ここが論点になってくるが、これはまだ分かりません。そういう状況の中で新たな波ができる可能性が高い。引き続き医療体制の強化を進めていきたい」と語った。

 

参照元https://www.daily.co.jp/