春の全国交通安全運動出発式に参加した神奈川県警のパトカーと白バイ=2021年4月、横浜市中区新港1丁目、小寺陽一郎撮影(朝日新聞)
神奈川県警第2交通機動隊(2交機)で、スピード違反などをめぐり不適正な取り締まりが繰り返されていた疑いがあるとして、県警が調査を進めていることが、警察関係者への取材でわかった。県警は近く、適正な取り締まりだと確認できなかった交通違反約2700件を取り消す。納付済みの反則金計約3500万円を還付する見通しだ。 【図表】不適正取締りの構図 隊員「実績あげたかった」 また、不適正な取り締まりの一部について、虚偽の内容の捜査書類を不正に作成したとして、巡査部長ら数人を虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で近く立件する方針。 交通違反取り締まりをめぐり、大規模な不正の発覚は異例で、取り締まりのありかたにも影響がありそうだ。 警察関係者によると、不適正な取り締まりがあったのは2022年3月~24年9月。巡査部長らは、速度超過や車間距離不保持の取り締まりで、パトカーで追いかけて違反を確認した距離について、交通反則告知書(反則切符=青切符)に実際より長く記入し、虚偽の事実を記載するなどした疑いがある。また、現場で実況見分を行わずに、ネットの地図を流用するなどして虚偽の実況見分調書を作った疑いもあるという。 2交機に交通違反で摘発された人から県警側に、違反とされた事実関係が実際と違うとの指摘があり、24年9月に県警が調査を開始。2交機の男性巡査部長が不適正な取り締まりをしたことを認め、一緒に取り締まりを行っていた同僚や上司も追従したり黙認したりしていたことが判明したという。 県警は、巡査部長が取り扱った交通違反数千件について、ドライブレコーダーなどを点検。適正な取り締まりと証明できなかった違反を取り消すことを決めた。 近く、違反の取り消しや反則金の還付に対応するための専従チームを立ち上げ、問い合わせ窓口も設置するという。
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