RSK山陽放送(RSK山陽放送)
皆既月食が起こります。 何時ごろ?今回の皆既月食の特徴は?などまとめました。 【写真を見る】【皆既月食2025】「月が赤茶色に」"食の最大"は9月8日午前3時12分「どうして赤く見える?」【専門家が図解】 天文に詳しい山陽学園大学地域マネジメント学部講師の米田瑞生さんに聞きました。 ー今回の皆既月食はどのような特徴があるのでしょうか。 (米田瑞生さん) 「月食は満月の夜に発生しますが、毎回の満月に発生するわけではありません。29.5日ごとに満月になりますが、最後に日本で皆既月食が見られたのは、2022年11月のことです」【画像(1)】 「今回の皆既月食は、8日午前1時12分に月が欠け始めます。月が地球の影にすっぽり入るのが2時30分、つまりこの時刻に皆既月食が始まります。 最大の皆既月食の(地球の影の中央に月が再接近する)時刻が3時12分です。皆既月食が終わるのが3時53分、この後の月は部分的に地球の影にとどまり、完全に月食が終わるのは、4時57分です。この頃になると、月は西の空に低くなっています。 皆既月食の最大の頃、月は西南西の空高度30度近くにあります。晴れてさえいれば、南西の空に、建物や山など、障害物がない限り、よく見えるはずです」 【画像(2)】は2018年に米田さんが高松市で撮影した皆既月食。【画像(3)】は米田さんが2015年にハワイ・マウイ島で撮影した皆既月食です。雲の影響があります。 ■皆既月食はどのように起こる? ー皆既月食は、どのように起こるのでしょうか。 「皆既月食は、月が地球の影にすっぽり入り、太陽光があたらなくなることで発生しますが、月が全く見えなくなるわけではありません。 地球の大気をかすめるように通った太陽光が、月を照らすことで、皆既月食中の月は、うっすら夜空に見えます。地球の大気を透過する太陽光のうち、波長の短い光(青い光)は、地球大気に散乱され、進行方向を変えてしまいます【画像(4)】」 「一方、波長の長い光(赤い光)はまっすぐ大気中を進みやすいため、地球を通過後、月に届きやすい性質があります。ですから、皆既月食中も月は、赤茶色に見えます。 夕日は、赤く見えますが、月が夕日に照らされている状態に近い状態が発生するわけです。逆に空が青いのは、上空を通過しようとした太陽光のうち、大気に散乱されて青い成分が直進できず、進行方向を変えて我々の目に入るためです。色によって、散乱の度合いが変わるレイリー散乱という現象です」
ー今回の皆既月食は、どんな風にみえそうですか? 「今回の皆既月食は、高度が低い状態で発生します。もともと赤っぽい皆既月食の光が、更に地球の大気を長く通過するため、夕日のように赤みを強める可能性があります。前回の皆既月食より、さらに赤味を増すのではないでしょうか」
参照元:https://news.yahoo.co.jp/
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