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Kis-My-Ft2 6人のキスマイ完走“はじまりの地”で新体制

 新体制後初の全国ツアーを完走したKis-My-Ft2。(左から)千賀健永、玉森裕太、横尾渉、宮田俊哉、藤ヶ谷太輔、二階堂高嗣(撮影・伊藤笙子)

 新体制後初の全国ツアーを完走したKis-My-Ft2。(左から)千賀健永、玉森裕太横尾渉宮田俊哉藤ヶ谷太輔二階堂高嗣(撮影・伊藤笙子)

 Kis-My-Ft2が15日、東京・代々木競技場第一体育館で全国ツアー「Kis-My-Ft2 -For dear life-」の最終日を迎えた。19年以来、約4年ぶりの声出しOKとなるライブツアーは、昨年10月の横浜アリーナを皮切りに全国8都市をめぐり26公演を実施。この日は、初夏に新アルバムを発売し、東名阪の3大ドームツアーを行うことも発表された。2011年にCDデビューが決まった地で、6人体制となってから初の全国ツアーを完走した。

 春の気配を感じる空気のように、あたたかくも疾走感にあふれる2時間を、ファンとともに享受した。代名詞であるローラースケートを履いてのデビュー曲「Everybody Go」や、最新曲「C’monova」などアンコールを含めて全32曲を熱唱。「全力を尽くす」との意味を持つツアータイトル通り、魂を込めたパフォーマンスに流れる汗が輝いた。

 “はじまりの地”に13年ぶりに帰ってきた。代々木第一体育館は、11年2月12日にグループのCDデビューが決まった場所。「客席の感じ、天井の感じを見て、ここでデビューの発表があったんだなと思って…エモかったですね」と宮田俊哉(35)がしみじみと振り返れば、藤ヶ谷太輔(36)も「鮮明に覚えています。会場に来て感じると、着ていた衣装や言ったことも鮮明に」と語った。

 昨年8月に北山宏光(38)がグループを抜け、6人体制となって初の全国ツアーはさまざまな“挑戦”が詰まっていた。演出は二階堂高嗣(33)を中心に構成。「今の6人ならば、7人だった時にできないことができるのではないかと思って模索していた」と語るように「CHUDOKU」で椅子に座ったままのフライングを行えば「Lemon Pie」、「想花」では会場に香りを漂わせるなど趣向を凝らした。衣装は玉森裕太(33)が担当。メンバーの個性を生かすためにスタイリストらと心を砕いた。

 ビッグなプレゼントも贈られた。今夏に10枚目となる新アルバムを発売し、同作をひっさげて東京、名古屋、大阪での3大ドームツアーを実施するとライブ中に発表。まだ詳細は決まっていないというが、二階堂は「今後も僕らと楽しい時間を過ごせれば」と語った。

 一方、メンバーたちへの“サプライズ企画”も実施。最終公演のWアンコール後、全国各会場のブースでファンが応援メッセージを書く姿がスクリーンに映し出されるとメンバーは驚きの表情。ファンのメッセージは、金色のテープに印字され舞台に降り注ぎ、さらには楽屋までの廊下に掲げられた150メートル以上に及ぶ幕にも記された。

 新体制としてスタートを切った約5カ月間のツアーは、メンバーはもちろんファンの心にも深く刻まれ大団円を迎えた。

参照元https://www.daily.co.jp/