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宝塚 専科スターの水美舞斗&瀬央ゆりあ

 湧水役の水美舞斗と戦う黄斬役の片寄涼太(右)=撮影・持木克友

 湧水役の水美舞斗と戦う黄斬役の片寄涼太(右)=撮影・持木克友
 

 宝塚歌劇団専科の水美舞斗、瀬央ゆりあが28日、都内で行われた外部出演舞台「HiGH&LOW THE 戦国」(29~2月25日、THEATER MILANO-Za)の公開通し稽古と囲み取材に7人組ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太と出席した。LDHによる総合エンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の初舞台化となる。

 水美は「宝塚歌劇団に所属させていただきながら、このような外部出演ということをさせていただけることに光栄に思いましたのと同時に、男役で挑むのか、男性の中で男として挑むのか、何の役をさせていただくのだろうとわくわくしていました」と振り返った。「宝塚から2人でLDHさんの方に出演させて頂くと決まってからドキドキでやってきたけど、本当に皆さん優しくて楽しいお稽古期間でした」と笑顔を見せた。また初の外部出演に「まず男性ばかりの中で、私たちは基本的に女性ばかりの中でやっているので、スピードであったりパワーなどは何もかも違う。ちょっと足を切ったらバク転されたりとか、逆に『わああ~』って」と驚きの連続だったことを明かした。また「男役としていままで15年宝塚に在籍して学んできたこと、男性の中でさせて頂くとなると比べるところがすぐ隣で、見本となる男性がたくさんいる中で、どうしたらより男性に見えるか、そこは楽しくもあり分かっているのにできないもどかしさというのが苦労しながらさせていただきました」と語った。

 また瀬央も「宝塚に所属していながら外部出演と言う機会をいただけたことに感謝していますし、このLDHさんのHiGH&LOWという歴史ある作品の舞台化にたずさわらせて頂けたことを光栄に思います。身の引き締まる思いです」と背筋をのばした。また「長年クセ付いている芝居のクセとか、対リアル男性を相手に芝居するとそこがある種邪魔になってしまったりすることが多々あったので、そこは0から芝居と向き合うつもりで芝居を作り上げないといけないなと思った。そこが楽しくもありですね」と笑顔を見せていた。

 片寄は「すごく期待感も感じつつ不安も感じていた。世界観を楽しんでほしい」とアピール。同作は22年に宝塚歌劇団版で初舞台化されていたが、LDH所属タレントの舞台出演は今回が初。片寄にとっても本格舞台は初めてで「(水美、瀬央にも)いろいろ教えていただき、支えてもらいながら今日を迎えることができた」と感謝した。

 
 3人ががりで敵に向かう(左から)湧水役の水美舞斗、黄斬役の片寄涼太、玄武役のRIKU(右)=撮影・持木克友
 3人ががりで敵に向かう(左から)湧水役の水美舞斗、黄斬役の片寄涼太、玄武役のRIKU(右)=撮影・持木克友

参照元https://www.daily.co.jp/