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『news zero』なにわ男子の『24時間テレビ』決定を伝えるも「あの問題を軽視しすぎ」の声

Photo by josemanuelerre(写真はイメージです)
Photo by josemanuelerre(写真はイメージです)

ジャニーズの7人組男性アイドルグループ・なにわ男子が、今年の『24時間テレビ46』 (日本テレビ系)でメインパーソナリティーを務めることが4月17日放送のニュース番組『news zero』(同)の中で発表され、ネット上で「あまりにもこの問題を軽視しすぎ」「ジャニーズ事務所の犯罪を報道もせず黙認している時点で日テレも加害者同然」と物議を醸している。

8月26、27日に放送予定の『24時間テレビ46』のテーマは「明日のために、今日つながろう。」。チャリティーパーソナリティーは女優の芦田愛菜(18)が務める。

発表のあった『news zero』の中で、パーソナリティー選出の理由について「未来に向けて考えるべき社会問題をこれからを担う若い世代の代表として発信するため、デビュー2年目、平均年齢23.1歳のなにわ男子と18歳の芦田さんが抜擢されました」と紹介された。

だが、4月に海外メディアが故・ジャニー喜多川氏(享年87)の少年への"性的虐待"行為を報じたばかり。12日には元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏(26)が東京都内の日本外国特派員協会で会見を開き、2012~2016年に喜多川氏から「性的行為を受けた」と被害を告白したが、国内のほとんどの大手メディアやニュースはジャニー氏の"性的虐待"についてだんまりだった。

もともと『24時間テレビ』とジャニーズの関係は深く、毎年ジャニーズタレントが起用されることに対し「またか」「接待」などと揶揄されることが多かったが、今年は見過ごせない問題があらためて浮き彫りになっただけに、なにわ男子の起用には「ジャニー喜多川の性加害の問題をスルーし、知らぬフリをして、どうやって『愛は地球を救う』のでしょうか?」「社会的貢献にも関わらず、少年への性的搾取を行い、明るみでてもまだ説明責任を果たさないジャニーズ事務所を使うとは。忖度が過ぎる」「日テレ、正気か。ジャニーズ事務所は性的搾取についてなにも説明してない無責任な事務所。チャリティーという社会貢献を掲げるにも関わらず、非社会的組織であるジャニーズ事務所のタレントを起用するとは」と疑問や批判が殺到している。

「嵐・櫻井翔(41)が月曜キャスターを務めている『News zero』でも、ジャニーズ忖度なのか当然のようにジャニー氏の性的虐待疑惑は完全スルー。例年バラエティ番組でしていたメインパーソナリティーの発表をあえてニュース番組でした真意は図りかねますが、ジャニーズとの蜜月関係を断ちたくない日テレ側の"この件は報じない"という意思表示にも見えます。『未来に向けて考えるべき社会問題をこれからを担う若い世代の代表として発信する』というテーマに従うなら、まずは自分たちの事務所の問題を明らかにしてほしいものです」(週刊誌記者)

なお、メインパーソナリティーの発表を受け、月曜キャスターとしてスタジオにいた櫻井は「24時間テレビは社会の様々なことについて届ける番組ですので、出演することで自分自身が社会の一員であるということを再確認・再認識するキッカケとなるような番組なんです」と説明し、「今日から8月の放送まで彼らもじっくり向き合ってほしい」「じっくり向き合う彼らの姿を通して、観てる皆さんもまさに明日のためにつながる何かのきっかけが見つかるといいなと思います」とコメント。キャスターとして、ジャニー氏の疑惑を報じないニュース番組の姿勢についてはどう思っているのか気になるところだ。

 

 

 

参照元:https://dailynewsonline.jp/