マツコ・デラックス（49）が、8月30日に放送された『マツコの知らない世界』（TBS系）で発した持論に共感を覚える視聴者が続出している。
世界中で高い人気を誇り、日本でもほぼすべてのパン屋で販売されている定番商品・クロワッサンがこの日の前半のテーマ。50年以上、ほぼ毎日3食パンを食べ続けているという石臥博代さんを案内人として迎え、「マツコの知らないクロワッサンの世界」として日本でもファンの多いクロワッサンの名店を紹介する番組構成となっていた。
だが、マツコは冒頭で「（クロワッサンは）ほとんど空気だから」とバッサリ。「私の貧乏性の部分がどうしても出ちゃう。美味しいとはわかっていても具がぎっしり詰まったパンを選んじゃう」と持論。
しかし、一時は顔中に湿疹ができて、ドクターストップがかかるまで食べ続けていたというほどクロワッサンが好きな石臥さんも、マツコに負けてはいない。東京だけではなく、モーニング文化が根付いている名古屋のおいしいクロワッサンのお店や、クロワッサンブームの火付け役となった名店「ドンク」など、さまざまなお店を紹介していた。
日本では秋に最もおいしくなるというクロワッサンが次々に紹介されたことで、視聴者は「マツコ見てたらクロワッサン食べたくなっちゃった」「クロワッサン大好き！パン屋さん行くと絶対買っちゃう」「クロワッサンのバターの香りとサクサク感たまらん」と、興奮気味に反応。クロワッサンの人気ぶりが伺い知れた。
しかし、その一方で「マツコの『すごい貧乏性だから空気が多すぎて買う気にならない』って言ってたの最高過ぎる」「クロワッサンに問題があるとすれば、空気感が強いからいっぱい食べちゃうってマツコが言うのわかる」「自分もパン屋でクロワッサンには手が伸びないんだけど、その理由をマツコが言語化してくれた」と、共感を覚える声も多数上がっていた。
「今回のように視聴者が普段何気なく感じていることを、相手を傷つけないように表現するのはマツコの得意技ですよね。『マツコが言語化してくれるからスッキリする』という声もありました」（芸能ライター）
何はともあれ、クロワッサン好きにとっても、そうではない人にとっても印象に残る回となったようだ。
