「エルムS・G3」(7日、札幌)
連覇を目指すスワーヴアラミスは3日、水口(レースは松田)を背に札幌ダートへ。先行するテーオーラファエロ(4歳1勝クラス)をゴール前できっちりととらえ、余力十分に0秒1先着を果たした。
5F69秒8-39秒0-12秒8に、野見山助手は「若い頃は攻め駆けしなかったけど、年齢を重ねつつ動くように。安定してきましたね」と期待通りの内容に満足げ。精神的に落ち着きがあるのもいい傾向。「イレ込んで競馬の日に10キロぐらい減ることがある馬。輸送がキツいので、滞在して調整できるのは大きいです」と目下の環境を歓迎する。
ディフェンディングチャンピオンとして、今年はライバルを迎え撃つ立場。「課題は斤量58キロだけ。それ以外は心配することがないです。勢いがある馬もいて簡単ではないでしょうが、今年もいい競馬をしてくれたら」。04&05年パーソナルラッシュ以来、17年ぶりとなる連覇を成し遂げてみせる。