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渋野日向子 通算4アンダー21位後退 スイング乱れ反省「全体的に駄目駄目」

 10番でアプローチショットを放つ渋野日向子(共同)

 10番でアプローチショットを放つ渋野日向子(共同)

 「米女子ゴルフ・シェブロン選手権・第3日」(2日、ミッションヒルズCC=パー72)

 単独首位で出た渋野日向子(23)=サントリー=は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77と崩れ、通算4アンダーの212で首位と12打差の21位に後退した。笹生優花は66で回り、通算5アンダーとして67位から11位に浮上。古江彩佳は3アンダーで26位、畑岡奈紗はイーブンパーで52位。64をマークしたジェニファー・カップチョ(米国)が通算16アンダーで抜け出し、2位に6打差をつけて首位に立った。

 単独首位から転げ落ちた。ショットが定まらず、パットも決まらない。前日までの勢いが消えた渋野は「全体的に駄目駄目な一日」と表情をこわばらせた。

 最終組でスタートし、緊張から「宙に浮いている感じだった」。右に曲げてラフに入れた2番のティーショットが尾を引いたという。このホールはチップインでバーディーを奪ったが、悪いイメージのまま7番で第1打を左に曲げ、4オン2パットのダブルボギー。10番でもラフからのウエッジショットのミスなどでダブルボギー。「力むことが多く、スイングが乱れていたかな」と反省した。

 2020年の全米女子オープンでも予選ラウンドを終えて首位だったが、第3ラウンドからスコアを落とし、結局4位。「一番上にいる厳しさは何回味わっても慣れない。本当に難しい」と語った。

 米ツアー本格参戦1年目でシード権獲得を目指すだけにメジャー大会を上位で終わりたい。「まずはトップ10。自分のゴルフをしたい」と気持ちを切り替えようとしていた。

参照元:https://www.daily.co.jp/