作家の西村京太郎さんの訃報を受け、多くの「十津川警部シリーズ」を刊行した新潮社が6日、文芸書編集部の公式ツイッターを更新し、追悼の意をつづった。
「西村京太郎さんのご逝去が報じられました。慎んでお悔み申し上げます」とし「新潮社からも数多くの十津川警部シリーズを刊行させていただきました。日本のミステリー界に残された巨大な功績を改めて偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします」とした。
新潮社からは1月に「土佐くろしお鉄道殺人事件」を刊行したばかりという。「昨年暮れに入院されるとのファックスをいただき、『土佐くろしおの原稿は書き終えていたのでよかったです』との旨が書かれていました」と明かし「その原稿も最後まで、原稿用紙に自筆でお書きになっていました」と在りし日の姿をしのんでいた。