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川崎・レアンドロダミアンがMVP 得点王と同時受賞 加入3年目副主将としてチームけん引

 最優秀選手賞(MVP)を獲得した川崎・レアンドロダミアン(撮影・堀内翔)

 最優秀選手賞(MVP)を獲得した川崎・レアンドロダミアン(撮影・堀内翔)

 Jリーグは6日、東京都内で年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」を開催し、最優秀選手賞には今季23得点で得点王に輝き、J1川崎の2年連続4度目のリーグ優勝に貢献したFWレアンドロダミアン(32)が初めて選ばれた。得点王との同時受賞は昨季のオルンガ(当時柏)に続き史上9人目で、外国籍選手の受賞は12人目。ベストイレブンには川崎から日本代表DF山根視来(27)ら7人が選出された。

 百戦錬磨の元ブラジル代表が新たな称号を手にした。最優秀選手賞に選ばれたFWレアンドロダミアンは「本当に幸せな気持ちでいっぱい。この賞はチームメートがいたからこそもらえた。みんながいなければこの場に立っていない」と喜びに浸った。

 川崎に加入して3年目となる今季は開幕から得点を量産。シーズン最後の4試合で6得点を挙げるなど23得点で来日初の得点王にも輝いた。印象に残るゴールに変則日程で連戦となった名古屋戦を挙げ「フロンターレの力を見せつけることができた」と胸を張った。

 2012年ロンドン五輪得点王など輝かしい経歴に彩られた実力者だが、得点力だけでなく前線からの激しい守備など献身性も際立つ。今季は副主将としてもチームをけん引し、2年連続4度目の優勝に大きく貢献した。川崎との契約は今季で最終年だったが、契約延長を発表。日本でのプレーを続行する。

 川崎はベストイレブンにも7人が名を連ね、史上最多9人が選ばれた昨年に続き“川崎一強”を印象付けた。試合数は異なるが、記録的優勝を果たした昨季を数字上で上回った。圧勝の一年に見えたが、夏には日本代表MF三笘、田中といった主力が海外移籍で抜けるなど「苦しいシーズンだった」と鬼木監督は振り返った。

 準決勝に進出している天皇杯で2年連続2冠に挑み、来季は鹿島以来となるリーグ3連覇とアジア・チャンピオンズリーグ優勝を目指す。常勝軍団となっても歩みを止めることはない。

 

参照元https://www.daily.co.jp/