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『恋マジ』斉藤由貴の熱演で“ラブホラー”という新たなジャンルを確立か

『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ公式サイトより)
『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ公式サイトより)

 5月30日に『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)の第7話が放送され、いよいよ物語は佳境に。しかし、ここにきてヒーローの長峰柊磨役を演じるSixTONES松村北斗(26)の存在感が薄くなってきていると、ファンから心配の声が上がっている。

 というのも、先週の放送回から本格的に出演している柊磨の母・真弓を演じる斉藤由貴(55)の怪演が、視聴者に強烈なインパクトを与えているのだ。ギャンブル依存症で、山梨県の厚生施設に入居していた真弓だが、耐えきれずに施設を抜け出し、柊磨の勤務先であるサリューに転がり込む。

 店のお金やお酒に手を付けないことを条件に、一時的に同居することになった真弓と柊磨だが、奔放な真弓に桜沢純(広瀬アリス・27)を含め、周囲は振り回されっぱなし。そんなときに岩橋要(藤木直人・49)が、かつて勤務していた金融機関で罪を犯していたことがネットニュースで流れてしまい、サリューから客足が遠のくことに。「きちんと返金できると約束すれば、店をもう一度要に任せても良い」という条件のもと、要と柊磨は店の立て直しに奔走するのだが……。

 今回はサリューの立て直しの話がメインで、斉藤の出番は決して多くはなかったが、さすがベテラン女優。わずかな登場シーンでも、視聴者に強烈な印象を残すのだ。真弓が登場するシーンには大抵柊磨も出演しているのだが、斉藤の強烈な毒親ぶりのほうに目が行ってしまう視聴者が多いようで、実際に「斉藤由貴さんすごいね。依存症の人の良くも悪くも子供っぽい雰囲気があった」「恋愛ドラマって言うより、斉藤由貴の役のせいでホラーになってきている」「斉藤由貴さんの演技良すぎて怖さ倍増」など、斉藤由貴に関する感想が多数ネットには上がっていた。

「一方で柊磨を演じる松村の影がどうしても薄い印象がありましたね。そもそも大ベテランの斉藤と渡り合うのが無理な話なのですが……。松村のファンからも『斉藤さんと一緒だと、なんだか松村君棒演技に見える』と、辛辣な意見も上がっていました」(芸能ライター)

 視聴者の指摘通り、元々はラブストーリーであるはずの本作だが、斉藤が出演したことで「ラブホラー」という新たなジャンルを確立してしまったようだ。

参照元:https://dailynewsonline.jp/