「ボクシング・WBA・WBC・IBF世界バンタム級王座統一戦」(6月7日、さいたまスーパーアリーナ)
ボクシングのWBA・IBF統一王者の井上尚弥が12日、WBC王者のノニト・ドネアに勝利して3団体王座統一に成功すれば4団体統一戦に挑む意欲を示した。
この日、尚弥は横浜市内の所属ジムで、同門の松本圭佑らと計8回のスパーリング、ミット打ちなどで汗を流した。現在の調整と減量について「すごくうまくいっている。モチベーションさえあれば、自分にはバンタム級が一番適正階級だなと思う」と順調をアピールした。
さらに「もしドネア戦をクリアすれば(WBO同級王者ポール・)バトラー(英国)戦など選択肢は広がると思っている。4団体王座統一戦はやれるものならやりたい」と、日本選手初の快挙へ意欲。所属ジムの大橋秀行会長も「もしドネア戦をクリアすれば日本でも海外でもやりたい」との考えを示した。