「金属バット」の小林圭輔さん(左)と友保隼平さん(筆者撮影、2023年)
結成16年以上の漫才コンビを対象にした賞レース「アサヒ ゴールドpresents THE SECOND~漫才トーナメント~2026」(フジテレビ)が16日に放送され、結成18年目の「トット」が「金属バット」との決勝を制して4代目王者となりました。同大会のネタ時間は6分。決勝ネタで「金属バット」はその中の約3分40秒を笑いのない“凪”として使いました。賞レース用の笑いに特化したネタでは1分間に6~8回笑いどころがあるのが一般的とも言われる中、異例のネタ構成となりました。
ココがポイント
トットが「THE SECOND」で4代目王者に 結成18年目 「辞めんでよかった」 出典:サンケイスポーツ 2026/5/17(日)
【THE SECOND】金属バットが決勝でまさかのボケ1つネタで大勝負 トットに敗れ準Vも笑顔 出典:日刊スポーツ 2026/5/16(土)
『THE SECOND』金属バット“笑撃”敗退で爪跡残す「レギュラーが続いて良かったです」 出典:ENCOUNT 2026/5/16(土)
時代に抗う危険な香り「金属バット」 “盗み”からCМをつかみ取るトリッキーな存在感 出典:AERA DIGITAL(アエラデジタル) 2023/11/30(木)
エキスパートの補足・見解
「金属バット」は1回戦で「ヤング」に293点、準決勝では「タモンズ」に番組史上最多得点の296点で勝ちました。しかし、決勝では今大会最低得点の264点にとどまりました。
決勝ネタ、つかみ部分で少し笑いが起こりましたが、畜産農家の夫婦の話を小林さんが始め、最後に「食べられないパンはなぁんだ?」とベタななぞなぞを出題するまでの約3分40秒は笑いなし。そこから友保さんが「おもろないんじゃ!」と怒鳴り散らす約40秒で爆笑を生み出したものの、大きなボケ一つで時間を使い切る形でネタは終了しました。
「自分たちが良しとするネタを貫いた」のか「あのネタで勝ちに行った」のか。ここは二人のみ知るところ。ただ、危険な香りも漂わせつつ笑いの数を畳みかけたそこまでの2本とは明らかに質が異なるネタではありました。
以前、拙連載で「金属バット」に話を聞いた際、友保さんは芸人を「面白いと思ってくれる人がいないと成立しない仕事」と語っていました。
賞レースと言えども、否、賞レースだからこそ勝ち以上に、今後への楽しいおもちゃを求めた。いかに面白くあり続けるか。大舞台で見せたのは一本のネタではなく、コンビとして貫く流儀だったのかもしれません。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/
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