2026年2月17日、イランの首都テヘランで開かれた集会で話をする最高指導者のハメネイ師。最高指導者事務所提供=AP(朝日新聞)
トランプ米大統領は2月28日、イランの最高指導者ハメネイ師について「死亡した」とSNSで発表した。米国とイスラエルの攻撃で殺害したことを米国として確認したことを示すものだ。これに先立ち、イスラエルのネタニヤフ首相も、ハメネイ師が死亡したことを示す多くの兆候があるとの見方を示していた。 【相関図】アメリカ、イスラエル、イランの関係性は 一方、イランのアラグチ外相は、ハメネイ師の安否について米NBCに「私の知る限り、生きている」と述べていた。 トランプ氏は米NBCの電話取材に対し、イランの指導層のうち「多数」を殺害したとも語った。事実であれば、米国とイスラエルによる先制攻撃で最高指導者を含む首脳部を一斉に殺害したことになり、イランにとっては打撃で、国際法上も違法性が疑われる。1979年のイスラム革命で成立した現体制を揺るがす可能性がある。 トランプ氏はSNSへの投稿で「彼(ハメネイ師)は、イスラエルと緊密に連携した我々の情報機関や追跡システムから逃れることはできなかった。彼も殺された他の指導者たちも、(攻撃の前に)なすすべがなかった」と主張。「極めて正確な激しい爆撃は今週、あるいは必要な限り、妨げられることなく続く」と述べた。 トランプ氏は28日、米アクシオスの取材に対し、今回の攻撃の「出口」も検討していると述べ、「長引かせて全部引き受けることもできるし、2~3日で終えて、イラン側に『(核計画を)再開した時にまた会おう』と言ってもいい。いずれにせよ、この攻撃から(イランが)回復するのに数年はかかる」と述べた。
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