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【シンザン記念】バルセシート

 順調に反撃態勢を整えたバルセシート(撮影・中田匡峻)

 「シンザン記念・G3」(12日、京都)

 重賞初Vを目指すバルセシートは栗東坂路で単走追い。鋭い切れ味を感じさせるフットワークで駆け上がり好仕上がりをアピールした。19年阪神JFを制したレシステンシアをはじめ、きょうだいには活躍馬がズラリ。クラシックの舞台へ進むためにも、ここは落とせない一戦になる。関東から参戦するモノポリオ、さらに牝馬のディアダイヤモンドは、いずれも美浦坂路での併せ馬で最終調整。能力的には引けを取らないだけに、こちらも初タイトル奪取へ意欲満々だ。

 バルセシートが京都2歳S7着から巻き返しを図る。栗東坂路で行われた最終追い切りでは4F56秒5-40秒4-12秒1をマーク。乗り役のアクションに鋭く反応し、機敏な動きでフィニッシュした。松下師は「思った通りの調教です。上がり重点で動けました」と満足げな様子だ。

 前走はまさかの敗戦だった。1番人気に支持されたが、後方で伸びを欠き、直線では見せ場がなかった。「走れていませんでしたね。幼い面が出たのかどうか。距離ではないと思うんですが」とトレーナーも苦悶(くもん)の表情を浮かべる。弱点克服のため、中間はゲート練習に取り組み「スタートはクリアできると思う」と素質馬の復活を期待している。

 「内、外回りの差はありますが、勝ったコース、距離に期待ですね」と、結果の出ている条件でクラシックへの道を切り開く。無敗で2歳女王に輝いた半姉レシステンシアも管理したトレーナーは「きょうだいはみんな早い時期から動けていましたしね。この馬も身体能力が高く、体が柔らかいです」と受け継がれる強みを明かす。

 豪脚を見せつけた新馬戦では誰もが強さを確信した。鞍上の仕掛けにスッと手前を変え、ピッチ気味に加速。スピードに乗るとストライドを大きくして、3馬身半差の快勝だった。「普段から幼い面はありますが、調教では引っ掛かったりすることはありませんし、能力を出し切れたら楽しみですよ」と指揮官。再び衝撃的な末脚を繰り出し、春の切符を必ず手にする。

参照元https://www.daily.co.jp/

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