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有馬記念の出馬表(読売新聞)
今年の中央競馬を締めくくる有馬記念(GI)が28日、中山競馬場芝2500メートルを舞台に行われる。70回の節目を迎える今回も見所は豊富。牝馬(ひんば)初の連覇か、春秋ドリームレース制覇か、はたまた成長著しい3歳馬の台頭か――。様々な人の思いを背負った16頭が年の瀬のターフを疾走する。(井上敬雄)
メイショウタバルは宝塚記念を逃げ切ってGI初勝利。天皇賞(秋)(GI)は逃げて6着に失速したが、1着馬と0秒2差に踏ん張った。有馬記念最多タイの4勝を誇る武豊が引き続きまたがる。8月に死去した馬主の松本好雄氏に弔いの白星を届けたい。
ジャスティンパレスは4年連続の参戦で、過去3回は7、4、5着。優勝した23年の天皇賞(春)から14戦連続GI出走中と大舞台に欠かせない存在だったが、今回が引退レースとなる予定。6歳になった今年も宝塚記念と天皇賞(秋)で3着に入っており、衰えは感じさせない。23年の日本ダービーなどGI2勝をマークしているタスティエーラも今回がラストランとなる予定。
「勝てば全部ひっくり返る」…ザ・ロイヤルファミリー原作者 早見和真さん 48
有馬記念制覇に挑む人馬の物語を紡いだ小説『ザ・ロイヤルファミリー』=写真=が今秋、テレビドラマで放送されて反響を呼び、今回のグランプリは一段と注目度が高まっている。原作者の早見和真さん(48)が読売新聞のインタビューに応じ、有馬記念への熱い思いや魅力について語った。(聞き手・下山博之)
年の瀬独特の哀愁と熱が入り乱れている競馬場の雰囲気がたまらない。日本ダービーが「欲望」の熱量だとしたら、有馬記念が内包するのは「祈り」。一瞬の静寂があり、その静けさに深度がある。執筆にあたってたくさんの馬主を取材したが、有馬記念が一番好きというオーナーがとても多かった。作品に登場する馬主の山王耕造社長が「勝てば全部ひっくり返る」と語っているが、これは僕の持論。最後の最後に勝てばいい。1年の最後に逆転のチャンスがある有馬記念が僕は大好きだ。
最初に見たのは中学生だった1990年。勝つと予想していたオグリキャップが引退レースを勝利で飾ったのを、友人とテレビで観戦した。その後も、ワイド1点に3万円勝負して大金を手に入れたり、競馬が原因で恋人と別れた直後に電車賃がなくなるまで負けたり。有馬での様々な思い出が作品のベースになった。
今年はメイショウタバルとシンエンペラーに注目している。武豊騎手にドラマに出てもらい、前人未到の中央2000勝を挙げたメイショウのオーナー・松本好雄さんが今夏亡くなった。執筆にあたって何度かお話を伺った。山王耕造に特定のモデルはいないが、松本さんがいなければ書けなかった場面があることも事実だ。武豊騎手、そしてシンエンペラーの矢作芳人調教師と坂井瑠星騎手にもドラマに出演してもらい、この2頭には特別な思い入れを感じている。
参照元:https://news.yahoo.co.jp/
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