「ヴィクトリアマイル・G1」(18日、東京)
マイル女王決定戦で、シランケドがG1初挑戦初Vを狙う。2、3勝クラス、中山牝馬Sと3連勝し、勢いなら出走馬でトップクラスと言っても過言ではない。近走は1800~2000メートルを使い続けており、初のマイル戦への対応が鍵だが、陣営は広い東京なら克服可能とみている。
デビュー以来、ユニークな名前が先行しがちなシランケドだが、前走の中山牝馬Sで重賞初制覇。実績面でも名が知られる存在となってきた。昨夏からは、いずれも強い内容で3連勝。勢いに乗ってG1突破を目指す。
牧浦師は「これまでは使うとダメージが蓄積するので、間隔をあけて使っていましたが、今回は前走の反動もない。順調に競馬に向けて状態が上がってきています」と、さらなる良化ムードを感じ取っている。1週前追い切りでは馬なりながら栗東CWで6F80秒5-36秒5-11秒6の好タイムをマーク。動きも良かったが、騎乗したM・デムーロは「いつも頑張り屋さんですが、成長を感じます。まじめになりました」と最後まで集中して走った点を評価した。
もともと能力はあったが、体が追いついてなかった。3歳時に紫苑S3着後、秋華賞に登録していたが、疲れが抜けずに出走を回避。昨年秋もエリザベス女王杯に登録したが、魚沼Sから中1週で回復し切れず、出走を見送った。担当の千田厩務員は「体質が弱くてなんやかんやあった馬。3度目の正直でようやくG1に出られる。体も強くなってきた」と、5歳春にしてつかんだG1初出走のチャンスを喜んだ。
課題は初のマイル戦。初勝利こそ芝1400メートルで挙げたが、その後は9~10F戦ばかり。中距離馬のイメージが強いが、指揮官と鞍上は「広い東京コースならマイルでも」と口をそろえる。連勝中で怖いもの知らずのシランケドが、府中で問答無用の豪脚を解き放つ。
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