男子SP 着氷を決めるイリア・マリニン=さいたまスーパーアリーナ(撮影・堀内翔)「フィギュアスケート・世界選手権」(23日、さいたまスーパーアリーナ)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、イリア・マリニン(18)=米国=は100・38点で、今季世界初の100点超えを果たした。
冒頭の4回転ルッツ-3回転トーループを流れるような美しさで着氷。出来栄え点(GOE)は3・45点を獲得した。その後も大きなミスなく演技を完遂し、フィニッシュポーズを解くとガッツポーズ。スピン、ステップは全て最高評価のレベル4で、全ての要素が加点を得る出来栄えだった。
昨年9月には競技会で初めて4回転半ジャンプを成功させていた。