新田真剣佑（左）と眞栄田郷敦俳優の新田真剣佑（２６）と眞栄田郷敦（２３）の兄弟が２２日、ともに一般女性と結婚したことを、マスコミ各社に宛てた書面で発表した。この日は父親で俳優の故千葉真一さんの誕生日だった。今月上旬、都内の区役所に婚姻届を提出したという。挙式や披露宴は未定。兄弟はそれぞれのファンクラブサイトでも結婚を報告した。
真剣佑の結婚相手は年上の一般人女性で、仕事を通じて知り合い、２年ほど前から交際していたという。郷敦の結婚相手は、年齢もなれ初めも交際期間も非公表となっている。真剣佑、郷敦ともに入籍日やその日を選んだ理由、婚姻届の提出先、結婚相手の妊娠や同居の有無などの詳細は公表しないという。
発表となった２２日は、昨年８月１９日に新型コロナウイルスによる肺炎のため８２歳で死去した父・千葉さんの誕生日で、スタッフは「父親の誕生日に発表しようと二人で決めたそうです」と説明。真剣佑はファンクラブサイトにアップした直筆の書面で「生前、父が誰よりも結婚を楽しみにしていてくれたので、父の誕生日の今日、こうして皆さんに報告出来たことがとても嬉しい」としている。
真剣佑はメディア向けの書面で「これからもお互いに支え合いながら、大切な時間を重ねていきたい」と、結婚生活に向けて決意表明。「より多くの方々に夢と感動を与えられるように、より一層精進して参ります」と、俳優業にまい進していくことを誓った。
郷敦も同じくメディア向けの書面で「俳優という仕事を始めさせていただいてから約四年、まだまだ学ばなければならないことの多い未熟者ではありますが、より一層精進して参ります」と、やはり俳優業にまい進することを誓っている。
今年、真剣佑はハリウッド映画初主演を飾った「ナイツ・オブ・ゾディアック」が公開され、昨年１０月期のフジテレビ系ドラマ「エルピス－希望、あるいは災い－」の演技が高く評価された郷敦もＮＨＫ「どうする家康」の武田勝頼役で大河ドラマに初出演する。兄弟スターは家庭を得て、ますます輝きが増しそうだ。
◆新田真剣佑（あらた・まっけんゆう）１９９６年１１月１６日生まれ、米ロサンゼルス出身。２０１４年から日本で活動を開始。１６年公開の映画「ちはやふる」で日本アカデミー賞新人俳優賞。主な出演作に映画「るろうに剣心」（２１年）、「鋼の錬金術師」（２２年）など。２１年４月に日本の所属事務所との契約を解消。米国に活動拠点を移した。２３年はハリウッド版「聖闘士星矢」こと「ナイツ・オブ・ゾディアック」が公開予定。
